ジャズのセッションで友達を作りましょう。
ジャズのセッションに参加するといろいろな人と出会います。ぜひ多くの人と出会って友達を作りましょう。
ジャズ初心者には意外と重要なことです。
初めてのセッションは緊張すると思いますが、参加されている方と話すと緊張感も少しは和らぐと思いますし、基本的に初心者の方は歓迎されていますので積極的にコミュニケーションを取るべきです。
今回は、そのコミュニケーションをとる上でいくつか私が感じていることをお伝えしたいと思います。
プロフィールでも書いている通り、私はどこにでもいる中級者なので、上級者からすると、?と思うこともあるかもしれませんが、初心者には絶対伝えておいた方がいいと思い、この記事を書きました。

目次
ジャズのセッションでは積極的に声を掛けてもOKです
ジャズのセッションでは積極的に声を掛けてもOKです。
初心者の頃は、自分がこの場所にいていいのだろうか?とか、自分の演奏で迷惑かけてないかなど、萎縮しまくりだと思いますが、基本はお金を払ってジャズを楽しみに参加している側ですので、堂々と楽しんでもらって全く問題ありません。
お店の方も常連客も自分達がやっているジャズを好きになってセッションに参加している初心者を歓迎しています。
「私は、ジャズが好きです」という気持ちを伝えて楽しんでください。
演奏中は、基本的には演奏を聴いていますので、きっかけとして演奏が終わって席に戻るあたりで拍手をしながらお声掛けするのがいいと思います。どんなに上手い人でも拍手されるのは嬉しいですからね。
声かけは空気を読んで声かけましょう
声かけは空気を読んで声かけましょう。
セッションにはいろいろな方が参加しているので、当然ながら空気を読みながらコミュニケーションを取りましょう。
セッションには若い女性も結構来ており、もちろんコミュニケーションを取ってもいいのですが、空気を読まずに声を掛けると引かれることも考えられます。
でも「私、初心者なんです~」って言う人が、演奏が始まるとバリバリに演奏をすることがよくあります。これ、「セッションあるある話」です。
セッションは、自分の演奏を披露する表現の場であり、練習の場であったりすると思いますが、大人の社交の場でもあると思います。スマートにコミュニケーションを取りたいですね。
年配の方でセッション慣れしている方は、声を掛けてきても絶妙なバランスで、あまり懐には入ってこないんですよねー。そういう大人の余裕をもった人になりたいものです。

セッションにはプロの方もいるので誉め言葉には注意も必要です。
セッションにはプロの方もいるので誉め言葉には注意も必要です。
実は、今回のテーマでここが一番言いたかったことなんです。
セッションには、ホストもいますがお客としてプロの方、セミプロの方も参加しています。声を掛けるのはいいですが、プロの方に初心者が声を掛ける時、少し気を付けた方が良いだろうなと思うことがあります。
プロの人に対し間違っても「プロみたいに上手いです」とか言ってはいけません。既にプロですから。(笑)
演奏初心者の方でも今までジャズを聴いてきて、耳はプロ級という方も多いと思います。それでも演奏においては、初心者とプロの方との演奏は雲泥の差がありますので、容易な言葉で褒めない方がいいと思っています。
では何と言って褒めればいいのか?
「かっこいいですね」
「感動しました」
テクニックの話ではなく、自分の感情の話の方がいいのではないかと思います。
あ、私の個人的な意見で、プロの方に聞いた訳ではないので、?と思う方は聞き流してください。(汗)
セッションにお金を払ってプロの方も参加しているということを知っておいてください。
セッションでの連絡先交換はスムーズにやりましょう。
セッションでの連絡先交換はスムーズにやりましょう。
これも大事です。(笑)
セッションでコミュニケーションを取って、では連絡先を交換しようということも比較的よくあります。私の経験で言うと圧倒的にフェイスブックが多いです。
ラインでもダメではないと思いますが、フェイスブックで連絡先を交換する方が多かったです。
連絡先交換となった時に交換の仕方が分からないとか、モタモタすることないよう、準備しておいた方がいいですね。
音楽でコミュニケーションを取るようになるには、言葉のコミュニケーションも大切に!
音楽でコミュニケーションを取るようになるには、言葉のコミュニケーションも実は大事なことです。
私達がセッションに参加して気づいたことがあります。私達が演奏を楽しむということは、言い換えれば、楽器や歌を使ってコミュニケーションを取ることです。
演奏していない時、その場にいることを楽しんで、参加している人に声を掛けて言葉でコミュニケーションを取ることもコミュニケーションだと思います。
「演奏より簡単な言葉でコミュニケーション取れない人が、楽器でコミュニケーション取れるはずがない」と思っています。


演奏の上手い人は、間違いなく人に対して優しいです。
以前セッションに参加した時に、ものすごく指の動きの速いピアニストがいました。人が演奏している時は、後ろの方で読書をしていて、呼ばれるとゆっくり立ち上がって、めちゃくちゃ上手いピアノを弾く男性でした。
周りの人とほとんどコミュケーションを取らない人です。演奏後は、「こんな感じでよかったですかねー」と、つぶやくように言っています。
演奏は上手いのですが、おそらく誰からも誘われないいのだろうなと想像します。
まとめ
・セッションでは積極的に声を掛けてもOKです
・声かけは空気を読んで声かけましょう
・セッションにはプロの方もいるので誉め言葉にも注意を
・連絡先交換はスムーズに
・音楽でコミュニケーションを取るようになるには、言葉のコミュニケーションも大切に!
上手くなる為にセッションに参加するのだとは思いますが、セッションに参加するということはそれ以上に大事な何かを感じている為に行くのだと思います。