【保存版】ジャズセッションでロストしない簡単な4つのポイント!【ジャズ初心者向け】

セッション

ジャズセッションでロストしない簡単なポイントを紹介します。

楽器を初めて演奏が出来るようになると街のライブハウスのセッションに参加するようになると思います。

練習ではある程度上手くいくのにセッションに参加するとよくロスト(どこを演奏しているか分からなくなること)していました。

今では私自身ロストすることはなくなりましたが、当時のことを思い出して楽器初心者がバンド演奏でロストしないポイントをお伝えしたいと思います。

ジャズのセッションでの経験ですが、他のジャンルにも適応可能です。

ロストしないポイント1.8小節ごとの塊で覚える

ジャズセッションでロストしないポイントは、8小節ごとの塊で覚えることがおすすめです。

初心者の方は、自分の演奏中も他の方が演奏している時も、8小節の塊を意識できるとロストは防げます。

初心者の方は、バンド演奏で困ったことがあると当然ながらスクールの先生やプロの方に質問すると思いますが、プロの方は、昔からロストしない方だと思います。おそらくロストする人の感覚が分からないと思います。

彼らは、一般の人とは違いものすごく音感もあり音楽に関して器用な人達なのでロストをしない方法などおそらく考えたことはないので、なかなか質問してもしっくりする回答を得られないことがあります。

32小節の曲を4分割して、今どこを演奏しているかを把握するのは難しいことではありません。演奏を聴いているとドラムがその節目でフィルを入れたり、ベースやピアノも次の小節に入る時は、聞いていると分かるようになります。

しかもその曲の構成を頭の中に入れておくとより効果があります。

例えば、枯葉ならAABCでそれぞれ8小節の塊になっていますが、その構成を覚えるということです。特に時間を要することではないですよね。!

間違っても小節を数えることのないように!

私がロストする頃から考えて一番効果的な方法が8小節ごとの塊で覚える」でした。

まだロストする方は、是非試してみてください。

ロストしないポイント2. ずっとテーマを頭の中で歌うとロストしません

ジャズセッションでロストしないポイントは、テーマをずっと頭の中で歌うとロストしません。

よく誰でも書いていますので、ここでわざわざ説明する必要はないかもしれませんが、ロストしない方法としての大道です。

本当にロストしてしょうがない時は、この方法はお勧めです。

テーマを頭の中で歌ってください。

ロストしないポイント3. ロストしてしまった時は演奏しない

ジャズセッションでロストしてしまった時は、演奏しないことが一番効果的です。

よっぽど気を付けていてもロストする時はロストします。バンド演奏は、結局ロストしてもそれを気付かれなかったらOKです。

なのでロストしてもそれを気付かれないように元に戻りましょう。

その為には、周りの音をよく聞きましょう。聞いているとロストすることも少なくなるのですが、ロストしても大事故にもなりません。

私がよくロストするパターンとして次の構成の曲があります。

ABAB’ の曲です。

I’ll close my eyes や Beautiful Love です。

途中まで全く同じなのでBかB’なのかが分からなくなるという時です。

これは、ロストというより一瞬どちらか分からなくなる場合です。

これは、一瞬だけ音を出さずにベース音を聞くことに徹するのがいいです。

上手い人からすると「おや?」と思うかもしれませんが、おそらく一般の方には気付かれないと思います。

一瞬だけ弾かずにどちらを演奏しているか分かったところで音を出すといいです。

少しずつごまかすのが上手くなると初心者から脱することが出来ますね。

ロストしないポイント4. 「周りの音をよく聞く

ジャズセッションでロストしなポイントは、何と言っても「周りの音をよく聞く」です。

ほとんどまとめ的なテーマになりますが、とにかくバンド演奏で大事なことは他の音を聞くことに尽きると思います。

最初の頃は、自分のソロを弾くのに精一杯になって他の音なんて聞く余裕がないと思いますが、結局上手くなるには他の音を聞くことが大事なので、自分のソロを上手くなることと並行して周りの音を聞くということを意識することが必要です。

「初心者の人は、他の音を気にしなくてもいい。周りが上手かったら合わせてくれるから。そのくらいの気持ちで演奏してもいいです」というブログを見たことがありますが、私は賛成できません。

上手くなるのは、自分の技術もありますが、自分の技術をいかに周りの音に合わせるか、がものすごく重要なことなので「周りの音を聞きましょう。」

これは、初心者の頃から絶対意識しないといけないことだと思っています。

よくセッションに参加するとマナーとして「人の演奏も聴きましょう」と言われますが、人の演奏を聴くのは、マナーよりも「上手くなる為」です。

ますます自分の耳を鍛えて上手くなりましょう。

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