ジャズヴォーカル初心者がセッションで歌う時【絶対注意すべき5つのポイント】

ジャズ

今回は、街のライブハウスでよくやっているジャズのセッションにボーカルで参加する時に注意しておいてほしいことをお伝えしたいと思います。

プロの方が書く文章よりより初心者の方の気持ちを理解している社会人ボーカリストの私からのメッセージの方がおそらく役に立つと思いますので、是非読んでみてください。

ジャズのセッションに参加する時は、見やすい譜面を4部ほど用意しましょう

一般的にジャズのセッションにボーカルで参加する場合、演奏される方に4部ほど譜面を持って行ってください。

最近では、iReal Pro など、演奏される方はすぐに譜面を用意出来るのですが、いくらお金を払っているとはいえ、演奏者に負担を掛けないよう持っていくべきです。

譜面は、初見でも見やすい譜面を用意をする。

見やすい譜面の条件

◆4小節ごとに書かれている

 現在、ジャズスタンダードのバイブルとなっている黒本は、基本的に4小節ごとに書かれているのですごく見やすいです。3小節で次の行に移っている譜面はすごく見づらくなるので、もしも自分で譜面を書く場合は、4小節ごとの譜面を用意してください。

周りの演奏者からするとそれだけでも格段に弾きやすくなります。

◆自分で譜面を書く場合は、コード譜はサインペンで書きましょう

 以前、ピアノを弾いている時にボールペンで書いている譜面を渡されて弾いたことがありました。せっかく皆でジャズを演奏して楽しんでもらうわけですから、初見でも見やすい譜面を書くようにしましょう。

ジャズのライブハウスは、比較的照明の暗いお店もあります。そこで字が細いと結構見づらいです。

また、セッションには人生の大先輩もいますから、見やすさ重視の譜面を用意するようにしてください。

テンポの出し方の注意点

あなたが名前を呼ばれて歌う場合、あなたが曲を選ぶことが出来ます。この時は、事前に曲を決めておいてすぐに曲を伝えてください。

演奏の方は、早く曲をやりたい人ばかりです。選曲の段階で時間を掛けるのは勿体ないです。

選曲が終わるとテンポ出しは、選曲をした方の特権になります。

一般的なスウィングの場合、2小節を使ってワーン、ツー、ワンツースリー、のカウントの後ピアノのイントロから始めることが多いです。

ここで、スウィング感を出してカウントを出すと気持ちよくイントロを出すことが出来ます。カウントにスウィング感なくてもピアノからのイントロでスウィング感を出すとは思うのですが、カウントからスウィングすることがとても重要です。

コツとしては、ジャズは三連ですから1拍に三連を感じるようにカウントを出してください。

文字で書くと難しいですが、ワー、ツースリー

と、赤の部分を強調して意識するとスウィング感が出ると思います。

実は、ここでボーカルが引っ張っていくと少しでも演奏者の方と対等になれるで。ここ大事です。

演奏の最初と最後に全員に挨拶しましょう

せっかく後ろで演奏をしてくれている訳ですから、演奏の方に演奏の始めと最後にしっかり挨拶をしましょう。当然ひくつになる必要はないです。

見ていると、ボーカリストが演奏者に対してものすごく謙虚になって、申し越し訳なさそうにすごく頭を下げている人がいますが、まずは楽しむことを最優先してどうどうと挨拶をしてください。

セッションは、コミュニケーションのひとつですから演奏が終わると言葉でコミュニケーションを取ることはとても大事なことで基本的なことだと思います。

リズム隊など周りの音をよく聞きましょう(自分のマイクの音量とエコーを注意)

私のブログでは毎回書いているかもしれませんが、ここでも周りの音を聞くことを強調したいと思います。

というのは、演奏が上手くなること、歌が上手くなることは、まずは周りの音を聞くことの方が先なので、周りの音と自分のボーカルが上手く音楽として絡み合うかということを聞きながら歌うようにすると上達も早いです。

歌は、歌詞を覚えて歌えば歌えるようになりますが、演奏する方はかなり練習をしないとセッションで演奏できるようになりません。そうすると、音楽レベルでいうと演奏者の方が圧倒的に上になってしまいます。

その結果、同じお金を払っているのに、ボーカリストが下になってしまい、何となく演奏してもらっている感があって、最後の挨拶の際、ひくつになってしまいます。

なるべく早い段階で対等になる為には、周りの音をよく聞くことに他なりません。

もちろんセッションはコミュニケーションですから、周りの方に上から目線の指示を出すのはNGです。

ただ自分のボーカルの音と周りの演奏のバランスを聞いて、「ちょっとマイクの音量上げていいですか?」など自分から意見を言えるようになるとかなり上達した証拠です。

周りの音をよく聞いているとジャズを楽しめますし、周りの方もあなたを見る目が変わってきます。

歌詞を見る時はスマホで見ない

ボーカリストの試練として歌詞を覚えるということがあります。

これ、たいへんですよね。

まずは、歌詞を覚えることが最優先ですが、どうしてもセッションで歌詞を見ながら歌いたい場合もスマホを見ながら歌うのはやめていただきたいです。

セッションは、自分が練習したことの披露の場ですが、練習する場ではないと思うので、あからさまに見ていると周りも少なからずシラケるので、スマホは絶対に見ない方が良いです。

譜面台に置いて歌うというのはありだと思いますが、いくらセッションと言えどもお客さん(順番待ちしているお客さん)がいるので、譜面台をかなり低めにしてお客さんから顔が見えるようにするべきです。

と言うことは、視力にもよりますが、少し離れていても文字が読める大きさの歌詞カードを用意しておいた方がいいですね。

ボーカルは、歌詞を覚えたらセッションに参加出来るものではありますが、演奏者はものすごい練習をしてから参加出来るようになっています。

ボーカリストの方も少しでも準備をして楽しくセッションに参加出来るといいですね。

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