ウィントン・ケリーの名盤・魅力を紹介!これからジャズを聴く人には、絶対おすすめのピアニストです。

ウィントン・ケリー ジャズ

ウィントン・ケリーは、アメリカのジャズ・ピアニストです。

この記事では、ウィントン・ケリーの経歴から特徴までジャズ初心者にどこよりも分かりやすく紹介します。

ウィントン・ケリーの経歴

ウィントン・ケリーは、1931年にジャマイカで生まれて4歳で渡米し、ジャズ全盛期に活躍したジャズ・ピアニストです。(マイルス・デイヴィスの5歳下)

既に10代でR&Bグループのメンバーとしてプロとしてスタートをしました。

1951年(20歳)、ウィントン・ケリーはトリオでレコーディングし、1955年(24歳)からダイナ・ワシントン、ディジー・ガレスピー、レスター・ヤングらと共演しています。

1959年から1963年(28歳から32歳)はマイルス・デイヴィスのメンバーとして活躍しました。

マイルス・デイヴィスの代表作でジャズ史に残る名盤『カインド・オブ・ブルー』の「フレディ・フリーローダー」にも参加していることも有名です。(他の演奏のピアノは、ビル・エヴァンス)

その後ジョン・コルトレーンの名盤『ジャイアント・ステップ』の「ネイマ」の録音に参加しています。

マイルスの元を去ったウィントンは、 ポール・チェンバース(b)、 ジミー・コブ(d)らとトリオを結成して名盤を多く残しました。

またギターの名手ウェス・モンゴメリーとの共演もウィントン・ケリーを紹介する時に忘れることは出来ません。

1971年(39歳)てんかんの発作で短い人生に幕を下ろしました。

ウィントン・ケリーの特徴

ジャズ初心者がジャズ・ピアニストを誰から聴けばいいか迷った時は、ウィントン・ケリーからいいと言われるくらいスウィングジャズのお手本となる演奏をします。

ジャズのリズムを好きな人には、ど真ん中のジャズ・ピアニストとして紹介したいです。

上手い人の特徴だと思いますが、ピアノ一人で目立つよりもバンドとしてピアノの役割をよく理解して演奏するタイプのピアニストですね。

ジャズの名盤として選ばれているアルバムにリーダーでなくてもよく名前を聞きます。

名盤として有名なブルー・ミッチェル「ブルー・ムーン」にも参加しています。

マイルス・デイヴィスの「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」あたりもウィントン・ケリーは参加しています。

当時のジャズレジェンド達は、ジャズからヒュージョンやロックに挑戦する人が多い中、若くして亡くなってしまったのでウィントン・ケリーはジャズだけの録音を残しています。

代表曲1 枯葉(Autumn Leaves)

Personnel: Wynton Kelly (piano), Paul Chambers (bass), Jimmy Cobb (drums)

代表曲2 ウィスパー・ノット

代表曲3  I’ll Close My Eyes(Blue Mitchell Quartet)

代表曲4 Freddie Freeloader(Miles Davis)

テーマ後にいきなりウィントン・ケリーのピアノソロが始まります。

代表曲5 Miles Davis  Someday My Prince Will Come

代表曲6 John Coltrane & Wynton Kelly – On Green Dolphin Street

代表曲7 No Blues – Wynton Kelly And Wes Montgomery

代表曲8 Kelly Blue

代表曲9  Dontcha Hear Me Callin To Ya(FULL VIEW)

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