ロン・カーターの経歴・代表作を紹介!最も多くのジャズ・セッションに参加したスーパーベーシストをどこよりも分かりやすく紹介します。

ロン・カーター ジャズ

ロン・カーターは、アメリカのジャズ・ベーシストです。

特に日本ではジャズのベーシストでは知名度抜群で多くのジャズ・ベーシストに影響を与えた演奏者であるとこに間違いはありません。

筆者は、ジャズの中級者ですがジャズのベースを聞き分けられるほどの力量はないと思います。

それでもジャズ初心者に向けて書いている記事としては、ロン・カーターのことは書いておきたいと思い、この記事ではロン・カーターの経歴から代表曲まで紹介していきます。

まだまだ現役で活躍しているジャズ・レジェンドのロン・カーターのことに詳しくなってジャズを楽しみましょう。

ロン・カーターの経歴

ロン・カーターは、1937年アメリカのミシガン州に生まれたジャズ・ベーシストです。(マイルス・デイヴィスより11歳年下)

10歳頃からチェロのレッスンを始め高校生からベースを弾くようになりました。

当初クラシックのコントラバス奏者を目指して猛練習をしていましたが、人種差別の壁もありオーケストラの入団の願いは届かず、ジャズのベーシストに活躍の場を移しました。

1959年(22歳)チコ・ハミルトンのグループでプロとしてデビューすることになります。

その後、キャノンボール・アダレイやボビー・ティモンズなどのグループに参加していたところマイルス・デイヴィスの目にとまり抜擢されることになりました。

1963年(26歳)マイルス・デイヴィスのクインテットに参加。

ピンク

このバンドではハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムスと共に不動のリズム・セクションを形成して「黄金のクインテット」としてモダン・ジャズの頂点を極めました。

マイルス・デイヴィス・クインテットは5年間在籍後に脱退します。

フリーとなったロン・カーターは当時のさまざまなミュージシャンと共演しました。

1977年(40歳)ニューポート・ジャズ・フェスティバルにマイルス・デイヴィス・クインテットの再編を企画したプログラム「VSOP」に出演したところ好評となり、世界ツアーを行うことになりました。

1992年(55歳)バッハの「G線上のアリア」を発表し話題となり、続いてクラシックをテーマにしたアルバムを発表しました。

1999年(62歳)ボサノバの「オルフェ」を発表しベストセラーとなります。

2021年(84歳)親日家でもあるロン・カーターは日本のジャズの貢献度を認められて、日本国政府より旭日小綬章を受賞しました。

現在(2022年3月)も現役で活躍しています。

ロン・カーターの特徴

「スーパーベーシスト」「ジャズベースの神様」などロン・カーターは、モダン・ジャズのど真ん中で活躍した最も知名度の高いジャズ・ベーシストです。

ジャズ初心者の頃の私は、ジャズ・ベーシストと言えば、ロン・カーター意外に名前が浮かばない時がありました。

特徴的な経歴として若くしてマイルス・デイヴィスのバンドで活躍していたことだと思います。その為、そのバンドを脱退しても多くの人から声が掛かり今まで活躍し続けています。

ネットで調べてみると玄人の方からの評価は、そこまで高くはなく「最も過大評価されたベーシスト」とまで見たこともありました。

しかしテクニックはある、経歴も申し分ない、スタイルがかっこいい、クラシックをよく理解していてイメージがいいとくれば、誰でも一緒にやりたくなると思います。

ピンク12

また、演奏の特徴として「音が伸びる」と言われています。

確かにウッドベースの音は、伸びが短く急に音が小さくなるのが一般的な特徴ですが、ロン・カーターが演奏するウッドベースの音は伸びています。

その後、ロンのベースに影響を受けたベーシストも多いようです。

一部の玄人からは辛口コメントをもらうことはありましたが、それでもこれだけの経歴を持ち、テクニック抜群のロン・カーターですから、ジャズ初心者には是非ロンの演奏を聴いてほしいと思います。

代表曲1 All Blues

代表曲2 The Shadow Of Your Smile

代表曲3 All The Things You Are

代表曲4 The Golden Strike

代表曲5 Maiden Voyage

代表曲6 So What / Herbie Hancock Quintet VSOP

代表曲7 Nardis

代表曲8 サントリーウィスキーホワイトCM ロン・カーター

Miles Davis – Herbie Hancock – Wayne Shorter – Ron Carter – Tony Williams