【ジャズ・ピアニスト】レイ・ブライアントの経歴と代表曲をどこよりも分かりやすく紹介!

レイ・ブライアント ジャズ

レイ・ブライアントは、アメリカ出身のジャズ・ピアニスト・作曲家です。

ジャズ全盛期に活躍して多くのジャズ・レジェンドと共演しているピアニストです。日本では知名度が低いかもしれませんが、偉大なジャズ・ピアニストのひとりです。

ジャズ初心者にも聴きやすいピアノですので、少しジャズに興味を持っている人であれば、早めに聴いてみることをおすすめします。

レイ・ブライアントの経歴

レイ・ブライアントは、1931年アメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアで生まれました。(マイルス・デイヴィスより5つ年下)

レイ・ブライアントは、6歳でピアノ演奏を始めて、二十歳になる頃にはプロとして活動を始めました。

1955年(24歳)にミューヨークへ進出しはマイルス・デイヴィスやソニー・ロリンズ、コールマン・ホーキンスなど名だたるミュージシャンと共演することになります。

他にベテランミュージシャンのレスター・ヤング、チャーリー・パーカーとの共演もしていたことも知られています。

1957年(26歳)にカーメン・マクレエの伴奏を務めてますます円熟味を増しました。

その頃、レイ・ブライアント自信のピアノ・トリオでも活動を始め「クバーノ・チャント」「リトル・スージー」など自信を代表する曲を発表しています。

『レイ・ブライアント・プレイズ』、「ゴールデン・イアリングス」を含む『レイ・ブライアント・トリオ』なども彼のアルバムではよく知られています。

また、レイ・ブライアントを紹介するには、ソロ・ピアノも有名です。

1972年(41歳)のモントルー・ジャズ・フェスティバルにおいて、実は演奏予定は無かったそうですが、当初出演予定のオスカー・ピーターソンが急遽出演不可となり、代役として出演したのがレイ・ブライアントでした。

その音源が『アローン・アット・モントルー』に録音されています。

ソロ・ピアノが好きな人には、聞いておきたいアルバムのひとつです。

2011年(79歳)ニューヨークの病院で帰らぬ人となりました。

レイ・ブライアントの特徴

レイ・ブライアントは、もしかしたら日本では知名度は少し低いかもしれません。

それでも調べてみると「いやいや、レイ・ブライアントは有名なジャズ・ピアニストです」という記事が目に付きます。

やはりジャズに詳しい人の中では有名なピアニストのひとりであることに間違いはないようです。

しかし、素人ジャズ好き界隈ではやはり実力ほどに知名度は高くないと思います。

もしも、素人の集まりで好きなピアニストは誰?という質問があって「レイ・ブライアントです」と答えるとかなり通と思われるか、引かれるかのどちらかだと思います。

当時のジャズメンは、新しい音楽にチャレンジする人と実直にモダン・ジャズをやり続けた人がいますが、レイ・ブライアントは、後者に分類されます。

演奏スタイルは、ブルージーでファンキーなピアノです。

また低音を利かせた強いタッチも彼の特徴のひとつです。

よく上手いピアニストを紹介する時に超絶テクニックのピアニストなどと紹介する時がありますが、レイ・ブライアントは、確かなテクニックと紹介されることが多いようです。

全体的にノリが良くてハズレがないので、「ジャズ・ピアノは好きだけど誰から聴いていいか分からない。」というジャズ初心者にはおすすめです。

心地よいジャズ・ピアノを聴くことができますよ。

代表曲1 Little Susie (Alone At Montreux)

代表曲2  Take The “A” Train

代表曲3  All Blues

代表曲4 Cubano Chant

代表曲5 Little Susie

代表曲6  Autumn Leaves – Ray Bryant Trio

代表曲7 My Funny Valentine – Carmen McRae with Ray Bryant Trio

代表曲8 Delauney`s Dilemma – Ray Bryant Trio Plays

代表曲9 Golden Earrings

青の画像 ソニーロリンズ

ソニー・ロリンズの名盤・代表曲「セント・トーマス」などをジャズ大好き素人がサクサクと紹介します。

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