【安定感抜群】トミー・フラナガンの経歴と代表曲を紹介!伝説のジャズ・ピアニストを紹介します。

トミー・フラナガン ジャズ

トミー・フラナガンは、アメリカ出身のジャズ・ピアニストです。

ジャズ全盛期に活躍したジャズ・ピアノのレジェンドとして有名です。

そうそうたるジャズ・ピアニストの中では知名度低めですが、知れば知るほど彼のすごさが分かります。

この記事では、ジャズ初心者に向けてトニー・フラナガンの経歴・代表曲を分かりやすく紹介します。

トミー・フラナガンの経歴

トミー・フラナガンは、アメリカのデトロイト出身(1930年生まれ)のジャズ・ピアニストです。(マイルス・デイヴィスより4歳年下)

父親はギタリスト、母親はピアニストという音楽家の家庭に生まれたトミー・フラナガンは、幼少期からクラリネットを始め、11歳でピアノを習います。

1945年 彼は15歳でプロになり、後にデクスター・ゴードンやミルト・ジャクソンのグループに参加します。

1956年(26歳)ソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」に参加

1957年(27歳)ドラマーのエルヴィン・ジョーンズらとトミー・フラナガン・トリオを結成し、「オーバーシーズ」を発表

1959年(29歳)ジョン・コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」に参加

1960年代初頭 コールマン・ホーキンスのカルテットで活躍

1963年から1978年(33歳から48歳)は、途中中断はあるもののエラ・フィッツジェラルドの伴奏で活躍しました。

1975年(45歳)再度バンドリーダーとして活動を続け、1978年には「スーパー・ジャズ・トリオ」を結成しています。

2001年(71歳)死去

(Wikipedia参照)

トミー・フラナガンの特徴

トミー・フラナガンは、ジャズ初心者には是非早めに聴いておいてほしいジャズ・ピアニストです。

今回この記事を書くにあたって調べてみると、ソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンとの共演もさることながら、その中でもジャズ史に重要なアルバムに参加しているのが、トミー・フラナガンです。

「サキソフォン・コロッサス」「ジャイアント・ステップス」に参加しているだけでも超レジェンドと言えます。

エラ・フィッツジェラルドの伴奏も長く担当しています。

一般的に歌伴奏のジャズ・ピアニストは、過小評価されてしまうことがあるようですが、トミー・フラナガンの前にエラの伴奏をしていたハンク・ジョーンズなど、とてもバランスのよい耳障りのいいピアニストが多いです。

ひと言で表すと「上手い」んです。

フラナガンの演奏の特徴としては、絹のようなタッチ、「ピアノの詩人」など言われており、激しさよりも優しさやバランスの取れたピアニストとして評価が高いです。

ピンク14

ここまですごい人ならもう少し知名度が高くてもおかしくないのではと思ってしまいます。

おそらく誰とやってもさらりとバンドとしての演奏をまとめてしまうので、一般的に印象が薄くなってしまうのかもしれません。

生涯を通じてモダン・ジャズを演奏しており日本のジャズ・ファンとしては好感の持てる人です。

最後にもう一度言うと、ジャズ初心者には是非聴いてほしいジャズ・ピアニストの一人です。

代表曲1 Relaxin’ At Camarillo – Tommy Flanagan Trio Overseas

代表曲2 Giant Steps – John Coltrane

代表曲3 Sea Changes

代表曲4 Autumn Leaves/The Super Jazz Trio

代表曲5 Someone To Watch Over Me

代表曲6 Day By Day – Ella Fitzgerald

代表曲7 St. Thomas(Sonny Rollins)

代表曲8 バルバドス – トミー・フラナガン&ケニー・バレル

代表曲9 Tin Tin Deo – Tommy Flanagan Trio

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