ジャコ・パストリアスのベースを聴いてジャズ初心者を卒業しよう!ジャコパスの名盤・代表曲をサクサクと紹介します!

ジャコパス 緑 ジャズ

ジャコ・パストリアスの名前を聞いたことありますか?

ジャコ・パストリアスは、アメリカ生まれのジャズ・フュージョンのエレクトリック・ベーシストです。

ジャコ・パストリアスのことは、ネットでもたくさん記事があるのでいろいろなエピソードを知ることもできますが、この記事ではジャズ初心者向けにサクサクとジャコ・パストリアスのことを紹介します。

天才ジャコパスを理解してジャズ初心者を卒業しましょう。

ジャコ・パストリアスの経歴

ジャコ・パストリアスは、1951年ペンシルバニア州に生まれ7歳の頃フロリダに家族と移住しました。(マイルス・デイヴィスより25歳年下)

幼少期をフロリダで過ごしたことにより彼のアルバムには、スティール・ドラムが登場しています。

当初ドラマーとして地元のバンドに参加していましたが、13歳の時にフットボールの試合中に左手を骨折してしまいベーシストに転向しました。

これを運命と言うのだと思いますが、ジャコ・パストリアスは天才肌だったらしく他の楽器をしていてもジャズ史に名を残していた、という話もあります。

10代後半にはエレクトリック・ベースの腕をメキメキ上げ、ジャズベースを自分の理想のベースに作り替えることもしています。

ジャコ・パストリアスとパット・メセニーの関係

1975年パット・メセニーの初リーダーアルバムにジャコが、ベーシストとして参加しました。(ジャコは24歳、メセニーは21歳の時)

ジャコ・パストリアスの肖像

パット・メセニーの初リーダーアルバムに参加したことでジャコは注目を浴びて、ボビー・コロンビーがジャコを推して1976年にジャコのファーストアルバムで一躍有名になる「ジャコ・パストリアスの肖像」を発表しました。

1曲目が、チャーリー・パーカー作品の「ドナ・リー」をベースとパーカッションで演奏する驚愕のスタイル。

録音にはハービー・ハンコックなどの大物も立ち会っていました。

ジャコ・パストリアスとウェザー・リポート

意外にもジャコ・パストリアスは、当時人気絶頂だったウェザー・リポートのジョー・ザヴィヌルに自分を売り込んでメンバーになりました。

1976年のことですから「ジャコ・パストリアスの肖像」を発表した直後のことです。

これも運命ですが、そこで当時2代目ベーシストが脱退する予定があり、ジャコはウェザー・リポートに参加することができたのです。

当時の音楽の才能を集めたようなウェザー・リポートでもジャコはすぐに頭角を現し、単なるベーシストに留まらず、曲提供やプロデュースまでも手掛けるようになります。

あまり露骨ではなかったかもしれませんが、そこまで目立ってくるとリーダーであるジョー・ザヴィヌルとの確執も生まれ、会場ではジョーとジャコが争うように大音量になっていったようです。

ジャコは、ウェザー・リポートに5年間在籍し1981年に脱退しました。

ジャコ・パストリアスのソロ活動

ウェザー・リポートを脱退したジャコは、ビックバンドに主軸を移して活動を始めました。

来日公演も各地で大成功を収め、1983年には「ジャコ・パストリアス・バンド」として東京新宿厚生年金会館でファンを魅了しました。

当時はモントルージャズフェスティバルにも出演し健在ぶりをアピールしています。

また、ウェザー・リポート時代からドラッグとアルコールを使用しており、その頃から徐々に健康状態が悪化し、荒れた生活からくる悪評により出入り禁止となる会場もありました。

ジャコ・パストリアスの晩年~死

ジャコ・パストリアスにはどうしてもドラッグとアルコールのイメージがあります。

特にウェザー・リポートを脱退して生活が荒れはじめ、コカインに溺れ双極性障害(躁うつ病)に悩まれ始めます。

そしてジャコの最後は、あっけないものでした。

泥酔した状態でクラブに入ろうとしたところ空手のできるガードマンと乱闘になり、コンクリートに頭を強打して意識不明の重体に陥ってしまいます。

昏睡状態になったジャコに復帰の可能性がないこと知らされた親族は話し合いの末、父親の判断でジャコの人工呼吸器が外され、1987年9月(35歳)にジャコは息を引き取りました。

意識不明になって9日後のことです。

ジャコ・パストリアスの特徴

ジャコ・パストリアスのエレクトリック・ベース

モダン・ジャズは一般的にウッドベースがメインですが、ジャコ・パストリアスは、ジャズの世界にエレクトリック・ベースを浸透させ花形楽器に昇華させた第一人者です。

ジャコの以前にもエレクトリック・ベースを演奏する人はいましたが、圧倒的にジャコのエレクトリック・ベースは、テクニックがありハーモニーありメロディアスです。

今回ジャコを紹介する際、いくつか聴きなおしましたが、いつまでも聴いていられるベースの響きは、心地良いです。

しかもエレクトリック・ベースは、フレットのないフレットレス・ベースです。

ジャズを聴きに行ってエレクトリック・ベースを演奏している人がいたら100%ジャコの影響を受けていると断言できます。

現在ジャズ・ファンクの世界でエレクトリック・ベースの第一人者のマーカス・ミラーは、初めてジャコ・パストリアスのドナ・リーを聴いてから1年間は聴き続けたと言われています。

ジャコ・パストリアスの呼び方

文字で書くと違和感はないですが、リアルの会話でジャコ・パストリアスと言うと長いのでちょっと迷います。

ネットには「ジャコ」と表示しているこが多いので「ジャコ」と呼んで問題ないと思います。

しかし、リアルで「ジャコ」と言う人には、ほとんど会った記憶がありません。

私や周りの人は、「ジャコパス」と言っています。イントネーションはフラットで、「はとバス」と同じです。

「ジャコパス」と言うと、少しジャズに詳しい人に思われますのでお勧めです。

代表曲1 ドナ・リー(Donna Lee)

代表曲2 カム・オン・カム・オーバー(Come On, Come Over)

代表曲3 ティーン・タウン(Teen Town)

代表曲4 All The Things You Are (1975) Pat Metheny Trio

代表曲5 Birdland

代表曲6 Days of wine and roses – Brian Melvin & Jaco Pastorius

代表曲7 The Chicken

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