トニー・ベネットの経歴紹介!【2023年死去】伝説のポップ・ジャズ歌手をさくっと紹介します。

トニーベネット ジャズ

トニー・ベネットさんが死去。

トニー・ベネットは、アメリカ出身のポピュラー歌手、ジャズ歌手です。

あのフランク・シナトラからも高い評価を得て、グラミー賞・エミー賞など多くの賞を受賞したエンターティナーです。

この記事では、トニー・ベネットの経歴・代表曲などあまり詳しくない人にも分かりやすく紹介いたします。

トニー・ベネットさんが死去

2023年7月21日(金)トニー・ベネットが、ニューヨークで死去しました。

96歳でした。

晩年もレディー・ガガとアルバムをリリースして話題になるなど精力的に活動を続けていました。

2021年にステージ上でのパフォーマンスを引退することを表明していましたが、帰らぬ人となりました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

トニー・ベネットの経歴

トニー・ベネットは、1926年ニューヨーク州でイタリア移民として生まれました。

18歳で徴兵され第二次世界大戦に2年間ほどドイツ戦線で過ごすことになります。

1946年(20歳)に退役後にニューヨークに戻り、今のオペラ風の歌唱法を身に付けました。

1951年(25歳)当時の大スターであるパール・ベイリーに乱され、「ビコーズ・オブ・ユー」を発表したところ、いきなり大ヒットとなり一躍スターの仲間入りをすることになります。

その後「ストレンジャー・イン・パラダイス」「思い出のサンフランシスコ」などのヒットを連発し、自身のTV番組を持ちエンターテイメントの世界で確固たる地位を得ることになります。

その後、ビートルズの台頭やロックへの傾斜によるジャズ人気の斜陽の影響で人気は一時低迷した。

1986年(60歳)古巣コロムビア・レコードと契約し当時の流行最先端のTVナイト・ショーに出演することで功を奏し見事カムバックに成功した。

2014年(88歳)レディー・ガガとデュエット・アルバム『Cheek to Cheek』を発表。最年長アルバム1位記録を更新しました。

トニー・ベネットの特徴

トニー・ベネットは、これまでグラミー賞を20回、エニー賞を2回受賞経験のあるエンターティナーの一人です。

ジャンルとしてはジャズになりますが、有名になった頃の曲は、ポピュラーソングです。

最も有名なジャズシンガーは、フランク・シナトラと言って過言ないと思いますが、そのシナトラがトニー・ベネットのことを「おれの考えでは、トニー・ベネットは音楽業界最高の歌手だ」と大絶賛しています。

トニー・ベネットは、ジャズ初心者からすると無理な癖もなく多くのスタンダードを残してくれているのは、とてもありがたいです。

ジャズ・ヴォーカルを目指している人で誰を参考にしたらいいか迷っているなら、トニー・ベネットはおすすめです。

声がいいのも彼の特徴です。

若い時にオペラ風の歌唱法を勉強したこともあるとか。

1曲の中でどの部分をとっても耳障りのいい声を聴くことができます。

90歳近くになってアルバムを録音できるなんて素敵な話ですね。

おそらく、あれだけの声を発生するための健康管理など努力もあると思いますが、歳をとっても周りの人に気さくに触れ合う人間性も彼の素晴らしいことだと思います。

2023年7月にトニー・ベネットは死去されていますが、今後も彼の歌は永遠に聴く人の心に残ることでしょう。

代表曲1 Because of You

代表曲2 stranger in paradise

代表曲3 思い出のサンフランシスコ

代表曲4 I’ve Got You Under My Skin – Tony Bennett, Lady Gaga

代表曲5 The Shadow of your Smile

代表曲6 The Very Thought Of You

代表曲7 Somewhere Over The Rainbow

代表曲8 There’ll Never Be Another You

代表曲9 It Don’t Mean A Thing

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