ライブMCのコツ!「おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書」(クマガイタツロウ著)を紹介します

ジャズ

ライブをやる時に極めて大事なのがMCです。

多くの人は、それに気付いていると思うのですが、演奏に気が向いてしまいMCはおろそかになってしまいます。

どこかで聞いたことありますが、ライブ中に「ちょっと適当につなげといて」と信じられないことを言う人さえいます。

私なりにいろいろ調べてみましたが、なかなかMCのコツを書いている本もなかったのですが、唯一この本を見つけました。

それが、「おまえ誰やねん!からでもモッていける ライブMCの教科書」(クマガイタツロウ著)でした。

この記事では、「おまえ誰やねん!からでもモッていける ライブMCの教科書」を読んだ内容と感想を記事にしたいと思います。

ライブMCについて困ってない人は、この記事を読まないと思いますが、あなたがライブMCについて困っていて、何かMCのヒントが欲しいという方なら必ず役に立ちます。

5分ほどで読めます。

ライブで大切なこと、「信頼」

なぜ有名アーティストのライブは、盛り上がるのでしょうか?

お客さんが、そのアーティストが好きで聴きに行っているわけですから盛り上がるのは当然ですが、それは「ライブには2つの信頼が大切」と書いてあります。

まず、そのアーティストを知っていること。

もうひとつは、そのアーティストが演奏している曲を知っていること。

無名のミュージシャンがライブをすると「知らない人が知らない歌を歌っている状態」になります。

ここにはミュージシャンとお客さんの間に信頼関係がありません。まさに「おまえ誰やねん」状態になるわけです。

なので、ミュージシャンを知らなくてもお客さんの知っている曲をやると少しウケます。

それと、お客さんとして知合いを呼ぶと暖かい目で見ていてくれるので、やる方もやりやすくていいパフォーマンスになります。

全く知らない人の前でやる時は、それを埋めるべくしゃべりで信頼関係を築く必要があるわけです。

外国から来た超有名アーティストの場合、お客さんはライブを心待ちに来ています。その時のMCは「オオサカ!アリガト!」だけで盛り上がってしまうわけです。

ライブMCですべきこと、準備

やはり準備は大事です。

とくにジャズの場合は、肩の力を抜いて演奏するのがかっこいいという風潮もあり、今までグダグダのMCを聞いたことがあります。

ただ、ライブという一つの時間を共有しているのに曲と曲の間をないがしろにするのは、あまりにももったいないです。

少しでも準備をしてお客さんに楽しんでもらえたらいいですよね。

この本では、ライブの前はご当地のおもしろ話を仕入れたり、お店の人と積極的に話をするなどネタ探しから大事と書いてあります。

モリタブ
めんどくさいですよね。

でも少しでもいいライブをするには、少しくらめんどくさいことをした方が絶対にいいですよね。絶対やった方がいいです。

有名アーティストになって全国をツアーで回るようになると、ライブ前に街を歩き、その街の有名人の話を仕入れるなど情報収集を熱心にする人も多いようです。

東京でライブをやっている人でも、そのお店のマスターと事前に仲良くなっているとライブMCのネタのヒントもあるかもしれません。

この記事をここまで読んでくれたあなたは、少なからずライブMCに興味を持っている方なので事前の準備をされてライブに臨んでいると思います。

やはり人前で話すこともものすごく重要なスキルなので事前に準備をせずに話せるわけがありません。改めて準備の必要性を感じました。

ライブMCの上達のコツ

この本には、ライブMCの上達のコツとして、はっきり書いていました。

MC上達のコツは、「勇気と根性」だと。

モリタブ
おおーーーーーーーーーーーーーーーーーーい

もっと具体的に教えてほしかった、と誰もが思いますよね。

結局、「勇気と根性」なんですね。

女性の口説き方でも人によって、状況によってそれぞれ口説き方が違う様に、ライブもその日のいろいろな状況によって変わってきます。

本に書かれたものをそのままライブ会場で使っても通用しないのでしょう。その為には、街に出て普段から多くの人と会話をして自分のしゃべりを磨いておこうという話です。

買い物をした時に店員さんとちょっと長めに話をする。
毎週行くクリーニング店のおばさんと話をする
会社で隣のさえない女性社員と話をする
モリタブ
あーー、私はどれもやってないかも

日頃から自分のトーク力を上げるチャンスはたくさんあるということですね。

確かにこれだけ準備をやっているとトーク力は上がるでしょうね。

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感想(0件)

ライブMCの内容は事前に台本にするべき?

事前に台本にしてしっかり暗記してライブMCとして使うミュージシャンもいるようですが、クマガイタツロウ氏の場合、ここで何を話すか項目を書いた台本は用意するもののセリフ全てを書いた台本は用意しないとのこと。

ライブは生き物だからその状況にあった内容を話す方が上手くいくようです。

ライブは予想もしないアクシデントやハプニングがあるので、それに上手く対応することがとても大事ということです。

モリタブ
いやいや、この臨機応変にやるのって、かなりのテクニックですよね。

ライブMCは、リーダー(ボーカル)が担当ではなくみんなで作るもの

「メンバーがしゃべっている時は、休憩の時間ではありません」

モリタブ
う~ん、この言葉がすごく心に響きました。

確かにリーダー(ボーカル)がしゃべっている時、他のメンバーはちょっとほっこりしていて、休憩しているようにも見えるバンドがあります。

ライブMCは、しゃべる人に全てを任せるのではなく、バンドメンバーも暖かく聞いておいて、必要であればきっちり突っ込むことも必要です。

話の途中で突っ込むことも実は慣れないと難しいと思いますが、MCしている人を独りぼっちにしないということが大切なんですね。

「おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書」のまとめ

この記事を書いていると、この本に書いていることをほとんど紹介してしまうのではないかと最初は心配していましたが、この本にはまだまだ具体的なMCの仕方も書かれており実際手にするといろいろな気付きがあります。

簡単にまとめると

まずはMCの準備をする。

結構本気でやらないと人前でしゃべるということは、上手くいかないです。どう考えてもしゃべりの素人が、ぶっつけ本番ではやるべきではないですね。

ライブは生き物でいろいろなことがあるので、どんな場面でも対応できるよう用意しておく。

やっぱりプロの方の経験はすごいと感じました。

最後に褒めすぎるのも公平性を欠けるので、この本のちょっと残念な点もひと言書いておきます。

この本のちょっと残念な点
・芸人と比較できるくらいバカウケのレベルの高いMCを目指している。(普通の人は、そこまでウケを狙ってない)
・ワタナベフラワーは、関西メインなので東京でのライブは少ない。
・ジャズのイメージに合うようなトークではなかった。

ライブMCに困っている方は、絶対参考になる本です。

MCは、あなたのライブに合う様にあなたの言葉に置き換えて考えるしかないですね。

この本の内容についてかなり詳しく3000文字になるほど書きましたが、まだまだ書き足りないくらいです。

ぜひ、参考にしてみてください。