バンド名の決め方で悩むことは意外と多いと思います。
悩むといっても前向きな悩みなのでそれほど深刻ではないですが、ドツボにハマると抜け出せなくなります。
私も結構前向きに悩むタイプですが、この記事ではその時悩んだことを、今まさにバンド名で悩んでいる人に向け紹介します。
最後は、自分で信じて付ければ何でもOKなのかもしれません。でもやっぱりかっこいいバンド名にしたいですよ。
この記事を読むとバンド名で迷っている人にとって参考になります。

目次
バンド名を決める時の基本 「〇〇バンド」「〇〇クラブ」
バンド名を決める時の基本ですね。「〇〇バンド」「〇〇クラブ」
強いリーダーシップを持ったリーダーが率いるバンドだったら「〇〇バンド」はおすすめです。逆にリーダーシップがいない場合は、無理している感が出てしまうのでちょっと厳しいかもです。
ちょっと古いですが、こんな例があります。
「甲斐バンド」「KUWATA BAND」「KODOMO BANDO」「和楽器バンド」など
何となく力強い感じがしますよね。本気でバンドやってますというメッセージがあります。
続いて「〇〇クラブ」
例としては、
「米米クラブ」「カルチャークラブ」「ダチョウ倶楽部」「おかず倶楽部」「タモリ倶楽部」など

そうなんです。「〇〇クラブ」と付けると少し柔らかくなりますね。頭に何をつけても綺麗にハマるのでとてもつけやすいバンド名です。
もしもあなたが、バンドのリーダーで普段の仕事は会社を経営している人なら「社長倶楽部」。会社で課長をやっていたら「課長倶楽部」でもいいかもしれません。

バンド名を決める時のもうひとつの基本 「ザ・〇〇ーズ」
バンド名の決め方の基本ですね。「ザ・〇〇ーズ」
「ザ」は付けても付けなくてもいいです。有名なバンド名は次の通り。
「The Beatles」「スパイダース」「テンプターズ」「タイガース」「チェッカーズ」などキリがありません。「サザンオールスターズ」もこのグループに入ります。
バンド名は、誰でも覚えやすいように付けることが基本ですので、一回聞いたら忘れられない「ザ・〇〇ーズ」はおすすめです。
ちなみに、ビートルズというバンド名を聞くとどうしても思い出してしまうグループ名は、「ずうとるび」です。確か1970年代の男性アイドルグループ名です。「ずうとるび」は、芸能界に大きな足跡は残していませんが、この名前のセンスだけは忘れられません。
だとすると、上のバンド名をヒントに「スパイダース」を「ダイパースパ」。「テンプターズ」を「タプンテータ」と付けてもいいかもしれません。要は売れたバンドからヒントをもらって文字を並べ変えるだけでもいろいろな案が出てきます。
バンド名に特に意味を持たせる必要はないので、この辺はテキトウでいいと思います。

バンドメンバーの名前を組み合わせて決めるバンド名
バンド名にメンバーの名前を入れのもよくあるパターンです。
バンドメンバーの名前を組み合わせて付けた名前で有名なのは、「ゴンチチ」「コブクロ」です。
お笑いとバトミントンの世界に目を向けるとまだまだいます。
「おぎやはぎ」「ますだおかだ」「オグシオ」「タカマツ」など
バンド名っぽくないかもですが、売れてしまえば何でもOKという感じもします。2人か3人の名前で組み合わせてみてしっくりきたら簡単で決めてしまってOKです。
名前の響きによって、何をやっているか分からないというか、ぐいぐいと不思議ワールドに引き込むバンド名になりそうです。

真逆の言葉を組み合わせて個性的なバンド名を付けよう

「かっこよさ」「覚えやすさ」「インパクト」などでしょうか?
真逆の言葉を組み合わせると個性的なインパクトのあるバンド名を付けることができます。
真逆の言葉を組み合わせて付けられている有名なバンドは、次のバンドです。
「ゲスの極み乙女」「筋肉少女帯」など。お笑いで「ブラックマヨネーズ」。
なかなかのインパクトですよね。よく考えないとスベるかもしれませんが、いろいろ考えると楽しいものですよ。
「スウィート★ハムストリングス」
「UCHIMATA SQUAT」

バンド名は短く決めたい
バンド名は、長くてもゴロがよくてピタッと決まるとかっこいいですが、意味もなく短く決めたバンド名もかっこいいですね。
まずは短いバンド名でかっこいいバンドを紹介します。
「B’s」「GLAY」「DEEN」「スピッツ」「キャロル」「ゆず」「ZARD」「THE ALFEE」「JUJU」など
短いバンド名は、かっこいいのですが、いい響きの短いバンド名を付けるのは本当に難しいと思います。ここで悩みだすと本当にドツボにハマります。
悩むのはほどほどにしてて他の生産的なことをした方がいいですよ。
「ゆず」も売れてしまうといいですね。「ゆず」がOKなら、これはいかがでしょうか?
「びわ」「ライチ」「JUZU」など
では次行きます。

長いバンド名にして略して覚えてもらうバンド名
長いバンド名にして略して覚えてもらうパターンも比較的多く存在します。
例は次のとおり。
「SMAP」:Sports Music Assemble Peopleの略
「リトグリ」:Little Glee Monster
「アジカン」:アジアン・カンフー・ジェネレーション
「コロチキ」:コロコロチキンペッパーズ(お笑い)
ここに上げた名前は、特に4文字にするとかっこよくなっています。実は、4文字の名前は覚えやすいですね。この調子で自由にバンド名を付けてもいいのかもしれません。
長いバンド名を考えてから略するのが普通ですが、略を先に決めておいて後付けで長い名前を決めるのもアリです。
バンド名は、促音(小さい「ッ」)を入れると引き締まる
小さい「ッ」を入れるとバンド名が引き締まります。
いつかテレビで見たのですが、日本語覚えたての外国人に「好きな日本語は何ですか?」と聞いた時に「接着剤」と答えていました。
小さい「ッ」の入る言葉は、響きとして記憶に残るようです。
バンド名を見てもこの促音(小さい「ッ」)を入れているバンド名がたくさんあります。
「スピッツ」「SMAP」「キッス」「X JAPAN」「浅草キッド」「RADWIMPS」「back namber」など
絶対、促音が入ると締まりますよね。
バンド名ではないですが、「HIP HOP」「キットカット」なども促音の連発で、何となく言葉のキレがよくなります。
余談ですが、私の好きな事務用品は、ホッチキスです。

絶対かっこいいバンド名
バンド名は、最後はゴロの良さでバッチリ決めたいものです。
今思う、かっこいいバンドは、これです。
「ONE OK ROCK」:文字の並びと言葉の響きが完璧、これでワンオクロックと読ませるセンスに脱帽です。
「L’Arc∼en∼Ciel」:英語表記の多いバンド名にフランス語を持ってきたのは秀逸。文字で書くとめちゃくちゃ書きづらいのに、言葉で聞くと覚えやすい。洗練されたバンド名。
「BLUE HEARTS」:やっていること自体ぶっ飛んでいてかっこいいのに何となく切ない系のバンド名がドはまり。
「ラッツ&スター」:鈴木雅之がリードボーカルをやっていたグループ名。英語表記にすると「RATS&STAR」。ローマ字を逆から並べてもラッツ&スターと聞いてびっくり。
「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」:バンド名を聞いただけでリズム感を感じるバンド名。ブギウギバンドが7文字なので日本語に馴染みやすく耳障りがいいです。
バンド名ではないですが、こんな個人名もバッチリです。
「カールスモーキー石井」:あの古館伊知郎が絶賛していました。「びっくりするほどゴロがいいですね~」と。
「ユースケ・サンタマリア」:古館伊知郎が褒めていたかは、分かりませんが、私は絶賛しています。ユースケという日本人名にイエスの母マリアの呼称を組み合わせた名前ですが、ものすごくゴロがいい。10文字がいいのかもしれません。
「ガリガリガリクソン」:お笑いピン芸人の名前。ネタ自体はそれほど印象に残ってないのですが、9文字でも収まる名前になっています。「ガリ」を3回続けるところがミソですが、最後が「ン」で終わるところもグッドです。

売れてしまったら、バンド名は何でもOK
バンド名は、売れてしまったら何でもOKです。
バンド名についていろいろ語ってしまいましたが、バンド名は、最後は売れてしまったら何でもかっこよく聞こえると断言できます。
「サザンオールスターズ」:あの桑田佳祐が付けたバンド名です。おそらくいろいろ考えて一周回ってシンプルにこのバンド名に決めたのだと思います。「サザン」と「オールスターズ」はどちらも解放感ある言葉、というか、ストレートに言うと大雑把なネーミングだと思いますが、シンプルが故にいつの時代も色あせないバンド名になりました。
「いきものがかり」:売れたからよかったです。売れなかったら「名前変えた方がいいね」と誰かが言い出したかもしれません。いいところを探すと7文字なのでリズムはいいですね。
「嵐」:アイドルのグループ名ですが、嵐も人気先行型のネーミングです。売れたから何でもありです。
バンド名の決め方 まとめ
すっかり長くなってしまいましたが、これが私が参考にしているバンド名です。
何度も言っている通り最後は自信を持って言い切ったらバンド名は決まりです。
でも、このパターンを知っていると闇雲に悩むことなくいくつか案は出るのではないかと思います。
まずは頭の働く時に浮かんだ案を全て紙に書き留めて、その中から落ち着いて選べば、バンド名を決めることができます。
バンド名を決めるにあたって最終的にネットで検索してダブってないかを確認して、本気でやる方は、著作権の問題などクリアにしてから決めてくださいね。