ライブで緊張しない方法【具体的な対策5つ!と緊張に対する基本的な考え方2つ!】を素人ボーカリストが紹介します。

緊張しない方法 ジャズ

ライブを開催するのは楽しいことですね。

その反面、人前で歌ったり演奏したりすることは緊張もします。

この記事では、ライブ前に緊張してどうしようもないと不安を持っている人に読んでもらい、少しでもいいパフォーマンスが出来ればと思います。

私は、ジャズをやっていますのでお客さんの数は、10名から50名くらいの箱で経験をしてきましたが、もっと大きいステージでも効果あると思います。

緊張は、事前に準備をすることでかなり和らぎますのでこの記事を参考にしてもらえればと思います。

緊張しない対策1 特定の人に語り掛けるように歌う

自分の知合いで、しかも仲のいい人をお客さんに来てもらい、その特定の人に語り掛けるように歌いましょう。

多くの人に聞いてもらおうとすると「しっかりしなきゃ」と力が入って緊張してしまいます。

仲のいい人、話しやすい人、笑顔で話し聞いてくれる人、自分のことをよく知っている人だとそれほど緊張しないものです。

実は、この方法は漫才師もよく使っている方法です。

漫才師が二人出てきてしゃべり始める時、最前列に座っている人を一人だけ見て、しゃべっているシーンを見たことないでしょうか?

特定の人に個別に話し掛けるように歌うと緊張感がぐっと和らぎますので、試してみてください。

緊張しない対策2 知合いをお客さんに呼んで笑ってもうよう頼んでおく

事前に自分の知合いを呼んでおきましょう。

そして「自分はこのライブで緊張しているので、もしも目が合ったら笑ってほしい」とこそっと伝えておきましょう。

ライブで緊張するのは、お客さんが自分のことを白けた目で見て、「何、この歌?」と思われる時ではないでしょうか?

実際よっぽどでないとそんな最悪な状態にはなりませんが、そうならないように逆のことをやれば緊張和らぎます。

どうしても知合いがいない場合でも大丈夫です。

何となく雰囲気のいい人を見つけておいてその人だけに歌うだけでもいいと思います。

緊張しない対策3 バンドメンバーなどに協力してもらう

ライブで緊張する原因は、何と言っても「孤独」です。

ライブ中に孤独にならないように事前にバンドメンバーに協力してもらうように人間関係を作っておきましょう。

考えてみてください。サポートしてくれるレベルの高い人が、急遽メンバーに入ることになったら緊張しませんか?

その人が何を考えているか分からないと不安になります。

自分が緊張することをよく知らない人が近くにいる時も不安になります。

そう考えると、ライブを開催するライブハウスに事前に足を運び、当日も早めに入ってオーナーさんと仲良くなっているのも一つの方法です。

少し意地悪な言い方をすると、そこまで手間を掛けるのは面倒くさいと思う人は、その人にとって緊張することは、その程度のことなので多少の緊張は仕方ないと開き直っていいことだと思います。

緊張しない対策4 MCで受けを狙わない

いいライブには、いいMCが欠かせません。

しかし人前でしゃべって盛り上げるのは、音楽をする以上に難しいです。

芸人がフリートークでしゃべって盛上げているシーンをテレビでは見ますが、よく考えてください。やっているのはプロの芸人です。

しゃべりの勉強もしていないミュージシャンは、しゃべりを甘くみてはいけません。

MCに慣れていないミュージシャンは、MCは最低限にしましょう。

間違えてもMCで受けを狙いにいて会場がしら~となることは止めましょう。

会場の反応が薄いとますます緊張してしまいます。

緊張しない対策5 万全な準備をする

やはり準備は大切です。

準備をすることで自信になります。

これ以上やるべきことはやったと開き直ることが出来たら緊張も和らぐでしょう。

ボーカルの方が、歌詞を忘れそうで怖いという話を聞きますが、私は歌詞を忘れた時の準備もしたことがあります。

普段は英語の歌を歌うので、もしも歌詞を忘れた時を想定してデタラメ英語の練習をていました。

練習すると上手くなるもので結構ごまかせるようになります。

そうすると気持ちも楽になりリラックス出来ました。

緊張に対する基本的な考え方1 自分をあるがままに受入れる

緊張する時は、普段の自分よりよく見せたいと思う時です。

ライブでは普段の歌や演奏よりも上手く出来ることはないと開き直りましょう。

もちろん、人から見られていることで何かパワーを受けて、普段よりいいパフォーマンスが出来ることはあります。

でもそれは、あなたが意識して出来ることではなくて、意識せずに出来ることです。

考えたかとしては、「いつもの自分通りやろう」で問題ありません。

もしも失敗したとしてもそれを含めてあなたです。

あなたは絶対に失敗しない人でしょうか?

上手くいく時もあなた、失敗する時もあなた。

それ以上でも以下でもないのです。

緊張に対する基本的な考え方2 意識が集中したところに緊張が集中する

緊張は、意識が集中したところに集中します。

人前で緊張する人は、基本的に「人前で緊張したくない」と考えています。

この時は、自分が緊張していることを意識しています。

この場合、自分の意志とは逆に緊張感は増してきます。

では、どうしたらいいか?

意識を自分の緊張意外に向けると緊張は和らぎます。

具体的に何をすればいいかと言うと、ボーカルの人は自分の歌に!

ギタリストの人は、自分の演奏に集中することです。

これが重要です。

緊張せずに歌う(演奏する)と考えると上手くいかないのです。

歌う(演奏する)ことだけを考えることです。

緊張しながれでも歌う(演奏する)だけで、いいのではないでしょうか?

ライブで緊張しない方法 まとめ

初めて人前で歌う(演奏する)時は、緊張するのは当然だと思います。

そこで緊張しないようにと自分の気持ちに意識が集中すると緊張感はますます高くなると思います。

まずは、やるべきことに意識を集中させるのが近道ではないでしょうか。

ライブをする時に緊張する人にとって少しでもこの記事が役に立てれば嬉しく思います。