英語の歌詞の覚え方! 【ジャズボーカル】私は1日30分だけの練習で覚えています。

ジャズ
この記事を読んでほしい方
・ジャズボーカルに興味があり英語の歌詞を覚えようとしている方
・なかなか英語の歌詞を覚えられない方

私は数年前から独学でジャズボーカルをやっており、最近はライブもやるようになりました。

多い時は、1回のライブで1stステージ、2ndステージをやり10曲以上歌うことがあります。セッションで歌う時は歌詞を見る時はありますが、ライブでやる時は歌詞を見ることはありません。かっこ悪いし。

当初1曲の英語の歌詞を覚えるだけでたいへんだったのに、最近は何とかこれだけの曲を歌うことができるようになりました。

この記事では、私の経験がこれからボーカルをやっていこうと思っている人の役に立てば嬉しいなと、英語の歌詞の覚え方を書くことにしました。

英語の歌詞を覚えるにはとにかく気合

英語の歌詞を覚えるには、まずは粘り強い気合は大事です。

最初から精神論になって恐縮ですが、まずは歌詞を覚えるには気持ちがとても大事です。

歌を歌うことは、とれもワクワクすることです。事前に歌詞を覚えることは、そのワクワクの準備だと思って、あきらめて頑張りましょう。

簡単にワクワクする感覚を味わうなんてあまりにも虫がよすぎるのかもしれません。

安心してください。

ここからテクニック編です。

英語の歌詞の覚え方は、短い文章を繰り返す

英語の歌詞の覚え方は、短い文章を繰り返して覚えることが大事です。

皆さん、ボーカルをやっていて歌詞を覚えたことある方は、少なからず試行錯誤してご自身なりに覚え方を持っていると思いますが、私がやっているのはこの方法です。

「短い文章を覚える」です。

小節で言うと4小節ぐらいを覚える塊として、その4小節を何度も繰り返して覚えます。

それを繰り返して8小節16小節と伸ばしていきます。

英語の歌詞の覚え方は、細切れの時間を使って毎日歌詞を読む。通勤途中、お風呂など

英語の歌詞の覚え方は、細切れの時間を使って毎日読むことが大事です。

その「短い文章を覚える」場所についてですが、私は通勤途中の家から最寄りの駅までの10分程度、会社最寄り駅から会社までの5分程度、そしてお風呂に入った10分程度の時間で覚えています。

まず、家を出る時にその日に覚えたい歌詞(4小節分)を事前に読み返します。当然ながらメロディに合わせて口の中で軽くつぶやきます。

家を出てからそのフレーズをずっとつぶやきながら最寄り駅まで歩きます。

大きな声を出すわけではなく口ずさむので、周りにはあまり聞こえないと思います。

多少聞こえたとしても、「楽しそうな人だな」と思われるくらいだと思います。

ちょっと簡単で文字にすると恐縮なのですが、これが基本です。

帰り道でも同じようにして、お風呂でも同じです。

英語の歌詞の意味は後回し

英語の歌詞の意味は、後回しでOKです。

私のボーカルは完全独学なので、ボーカルの先生がどのように教えているのかよく分かりませんが、私は歌詞の意味は後回しにしています。

想像するとボーカルの先生ならおそらく「歌詞の意味をよく考えて歌ってください」と言うのではないでしょうか。

私は完全に後回しにし、後で意味を調べようと思っていても時々忘れている時もあります。(いや、これはお勧めしません)

言いたいことは、歌詞は音で覚える。口で何度も繰り返し口が覚えている状態にする、ということです。

そうすると中途半端に覚えていると、途中で忘れてしまうと元には戻れません。完全に忘れてしまうので、そうならないよう完全に音或いは口で覚えてしまうくらいになる必要があります。

新しい歌詞を覚える時、いつまでに覚えると期間設定をする

新しい曲を覚える時は、大まかにいつまでに覚えるか設定しておきます。

比較的余裕をもって設定したとしても下記の通り4週~5週間で1曲を覚えると設定します。

英語の歌詞を覚えるには、4小節ごとを繰り返し覚えて2週間で曲の最後まで覚える。

英語の歌詞を覚えるには、4小節ごとを繰り返し覚えて2週間で最後まで覚えるようにしています。

これだけでは歌えないので次の週は、8小節16小節を一気に歌えるよう、例の最寄り駅までの通勤途中で口ずさみながら繰り返す。

最後の1週間で1曲全部歌うよく口ずさむ。おそらく4小節ごと覚えて1曲歌えるようになって1曲を1週間歌ってもなかなか完全に口が覚えるのは厳しいです。そうするともう1週間同じように繰り返す。

口ずさむ時間は、通勤途中とおお風呂なので、1日30分くらいです。

その他、別の時間を作って覚えるようなことはしません。

英語の歌詞の曲が予定通り覚えられなかったら一旦置いておく

英語の歌詞の曲が予定通り覚えられなかったら一旦置いておきます。

これもよくあります。

歌詞がすっと入ってくる歌詞もあれば、なかなか覚えづらい歌詞もあります。

その場合は、あまり無理せず次の曲にします。

少し時間をおいて元の曲に戻ると比較的上手く入ってきます。

もしもあなたがプロ志向でボーカルの先生から教わっているのなら、別の覚え方もあるかもしれませんが、私は独学のボーカリストであまりストレスを感じることなく歌詞を覚えているので、この方法でやっています。

英語の歌詞の曲は、1ヶ月に1曲覚えたらOK

英語の歌詞の曲は、1ヵ月に1曲覚えられたらOKと考えています。

他の人と歌詞を覚えるペースを比較したことないのですが、この方法でやると1カ月に1曲を覚えることができます。そうすると、これを1年繰り返すとライブに必要な曲数は覚えられるということです。

私はストレスを感じないよう、それでもそこそこ頑張ってこの程度です。

最後に

昔、あるセッションに行ってプロのボーカリストと話す機会があり、歌詞の覚え方を聞いてみましたが、その方も「生活の中でずっと口ずさんで繰り返して覚える」と言っていました。

結局、皆、頑張って覚えるしかないようです。

この方法は、私の経験に基づいた歌詞の覚え方ですが、専門の方からすると他にももっと効率的な歌詞の覚え方があるのかもしれません。

それでも、少しでもこの記事が参考になればと思います。

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