今、最もグラミー賞に近いジャズ・作曲家として有名な音楽家です。
ジャンル分けの難しい音楽ですが、シンフォニック・ジャズというクラシックとジャズの融合した楽曲を得意とする挾間美帆は、今後もますますブレイクすると思います。
この記事では、そんな彼女の代表曲を5曲だけ厳選して紹介しています。
挾間美帆がどんな曲を書いているか3分で理解できます。
目次
挾間美帆の簡単プロフィール
- 2012年 「ジャーニー・トゥ・ジャーニー」でジャズ作曲家として世界デビュー。
- 2016年 米ダウンビート誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人でただ一人選出
- 2019年 デンマークの名門ビッグバンド「Danish Radio Big Band」の首席指揮者に就任
- 2020年 室内楽団m_unitを率いた「ダンサー・イン・ノーホエア」で第62回米グラミー賞最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にノミネート
- 2020年 オランダのメトロポール・オーケストラの常任客演指揮者に就任
- 2023年 「ビヨンド・オービット」をリリースし日米でツアー
タイトル
Abeam
「Abeam(アビーム)」は、2023年にリリースされたアルバム『ビヨンド・オービット』に収録されている楽曲です。
この曲は、ラジオ番組NHK-FM「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」のテーマ曲にもなっています。
Dancer in Nowhere
「Dancer in Nowhere」は、挾間美帆のリーダー・ユニット“m_unit”の3作目として2018年にリリースされた楽曲です。
この曲で第62回米グラミー賞最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にノミネートされています。
ジャズとクラシックの両方の要素があり、誰もが気軽に楽しめるメロディーが繰り返されるところあって親しみやすい曲になっています。
I Said Cool, You Said…What?
「I Said Cool, You Said…What?」は、2021年にリリースされたアルバム『Imaginary Visions』に収録された楽曲です。
『イマジナリー・ヴィジョンズ』は、全7曲がビッグバンドのために書かれ、彼女が首席指揮官の「Danish Radio Big Band」との共演でレコーディングされた、彼女のオリジナル作品集。
Journey to Journey
『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』は、挾間美帆がマンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)へ留学し、その2年後の2012年にリリースされたアルバムです。
From Life Comes Beauty
「From Life Comes Beauty」は、2023年にリリースされたアルバム『ビヨンド・オービット』に収録されている楽曲です。
挾間美帆の特徴
挾間美帆は、一般的にジャズ作曲者と言われています。
今最もグラミー賞に近い音楽家とも言われています。
今回記事を書くにあたって彼女のことを調べてみましたが、勝手に予想すると「グラミー賞、とると思います。」
実績にしても、音楽としても、すっかりグラミー賞をとる準備は整っています。
ジャズと言うと少人数のコンボ形式で演奏するモダン・ジャズのイメージが強いですが、挾間美帆がやっているのは、オーケストラで演奏するシンフォニック・ジャズと言われる形式。
100年も前の人と比べるのも恐縮ですが、『ラプソディ・イン・ブルー』を作曲したことで有名なジョージ・ガーシュインを思い出さずにはいられません。
ガーシュイン以来、クラシックとジャズの融合というと『ラプソディ・イン・ブルー』しかなかったのが、100年ぶりにこのジャンルに新風を吹き込んだのが挾間美帆なんです。
ジャズ・作曲家 挾間美帆の代表曲5曲 まとめ
ジャズ・作曲家 挾間美帆の代表曲から5曲だけ厳選して紹介しました。
「いま最もグラミー賞に近いジャズ・作曲家」と言われていますが、個人的は本当にとると思います。グラミー賞。
これからも彼女の刺激的な音楽から目を離せないですね。