有名人ギタリスト13人!ギター初心者がまず知るべきギタリストをさくっと紹介します。

有名ギタリスト 音楽

ギタリストとして有名な人をこの記事で紹介します。

私は、そもそもすごくギタリストに詳しい訳ではありません。ただ音楽好きで長年音楽を聴いていると次第に知識が増えてきました。

今でもそれほど詳しい訳ではありませんが、一般的にギタリストとして名前を上げるならこの程度のギタリストは知っておいてほしいなと思い、この記事を書くことにしました。

さくっと読んでもらえたら世界から日本人まで有名なギタリストを知ることができます。

有名人ギタリスト1 ジミ・ヘンドリックス

ジミ・ヘンドリックスは、デビューわずか4年で後のギタリストに多大な影響を与えたで伝説のギタリストです。

世界で一番有名なギタリストなので最初に名前を上げています。日本では、「ジミヘン」と呼ばれていますね。

ジミ・ヘンドリックスの音楽は、ギャンギャンと弾きまくるロックです。右利きのギターの弦を張り変えず左利きで持って演奏します。

衣装やステージ上でギターを燃やすなどの派手なパフォーマンスも有名ですが、音楽性も高い評価を得ています。楽譜を読めないこともよく話題に上がります。

エリック・クラプトンやポール・マッカートニーからも称賛されていますが、特にマイルス・デイヴィスから高い評価を得ており、マイルスとは何度か共演の話もありましたが、実現とはなりませんでした。

一度聴くと、次からは演奏を聴けばジミヘンと分かるくらい個性的なギターの音色ですね。

残念ながら絶頂の27歳の若さで死んでいます。

有名人ギタリスト2 B.B.キング

ブルース・ギタリストと言えば、最初に名前を覚えるのがB.B.キングです。

当然ながらB.B.キングの前にもブルース・ギタリストは大勢いましたが、B.B.キングが有名になったのは、今までの泥臭いブルースに少し都会的な雰囲気を入れたところ。

B.B.とは、「ブルース・ボーイ」を略してB.B.にしたとか。

その後のブルース・ギタリストは、B.B.キングの影響をほとんど受けることになります。

ブルースと言うとセッションがセットですが、その際、多くのギタリストが彼と同じステージで演奏しています。

いつも笑顔で演奏しており、年下のギタリストにも敬意を持って接っしており、ブルース業界でオヤジ的な存在なのでしょう。

少しずれるかもしれませんが、日本の歌謡界で例えると北島三郎のような人だと想像します。

ブルース・ギターと言えば、B.B.キングと覚えておいてください。

2015年まで生きていました。

有名人ギタリスト3 エリック・クラプトン

少し大袈裟な言い方ですが「ギターの神様」と呼ばれるのが、エリック・クラプトンです。

日本では三大ギタリストの一人として特に有名で、武道館では外国人アーティストとして最多の96回の公演を行っています。

演奏スタイルは、ロック、ブルースです。

ロックでは、ヤードバーズ、クリームなどのバンドでギタリストとして活動し、その後はソロ活動メインにしていました。

ブルースでは、B.B.キングの演奏をもっとモダンにした感じでしょうか。

オリジナル曲も多く出していますが、ギター初心者でもどこかで聴いたことある曲(「ティアーズ・イン・ヘヴン」「レイラ」「チェンジ・ザ・ワールド」)を作っています。

クラプトンを紹介する時に必ず出てくるのがビートルズのジョージ・ハリスンの存在。

当時、ハリスンの妻だったモデルのパティ・ボイドに恋をしてしまったクラプトンは、パティと結婚しています。その後離婚に至っていますが、ハリソンとの友好は続きます。

また、4歳になる息子がタワーマンションの高層階から転落するなど、大変な時期を乗り越えながら、それでもワールドツアーを続けるなど波乱万丈の人生を送っています。

日本で人気があるのは、クラプトンが歩んだ人生も影響しているように感じます。

三大ギタリストとは

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの三者をまとめて示す固有名称。

日本でしか使わない言葉。

三者ともにヤードバーズ出身。

三者ともに1944年~1945年生まれ

有名人ギタリスト4 ジェフ・ベック

ジェフベックは、2023年1月10日に亡くなりました。

悲しいことです。

ジェフ・ベックは「孤高のギタリスト」称されていますが、私がひと言で説明するなら「ギター職人」と言いたいです。

三大ギタリストの一人で、ジャンルはロックです。

でもジェフ・ベックは、本当にギターを演奏するのが好きでジャズ、ブルース、ファンク、テクノを吸収し、今でも進化し続けていると言われています。

ジェフ・ベックは、イギリスで生まれ10代でジミー・ペイジと知り合っています。

その後は、当時大物ロックバンド「ヤードバーズ」にエリック・クラプトンの後釜として加入します。「ヤードバーズ」に加入したことあるだけですごいギタリストなのですね。

また、ジェフ・ベックは完璧主義としても有名でメンバーとぶつかることもありました。

本人は「一度弾いたら飽きる」と言っていますが、本当に毎回違う弾き方で常に新しい音楽を追求しています。

有名人ギタリスト5 ジミー・ペイジ

ジミー・ペイジは、イギリス生まれのロックギタリスト、作曲家、プロデューサーです。

前に紹介した三大ギタリストの一人で、ジャンルとしてはハードロック、ヘヴィメタルになります。

同じイギリス出身のジェフ・ベックとは10代の頃から知合いで、クラプトンがヤードバーズを脱退した後、ベーシストとしてヤードバーズに加入し、その後ギターへ転向しています。

その頃は、ベックとのツインリード・ギターがバンドの売りになっていました。

ヤードバーズが空中分解の解散状態になるとジミー・ペイジが主導でレッド・ツェッペリンを結成することになりますが、このバンドではジミー・ペイジがギタリスト兼リーダー、プロデューサーを務め、ロック界で名声を不動のものにします。

ジミー・ペイジは、ギタリストとしてすごいのですが、ハードロックのプロデューサーや誰でも分かりやすいギターリフなど、音楽家としての活躍の方がすごいのかもしれません。

レッド・チェッペリンは、10年以上活動しています。ジミー・ペイジ=レッド・チェッペリンのリーダー兼プロデューサーと覚えておきましょう。

ギタリストの特徴として通常よりも長いストラップを使ってギターを腰よりも低い位置で弾いていたことも有名です。

また、ダブルネックのギターを使ったり、特殊なチューニングをしたギターを演奏したり、ギターをヴァイオリンの弓で演奏するなど画期的なパフォーマンスを行ってきました。

一部の人は、ペイジのギターテクニックを低く評価する人がいますが、バンドにおけるギターの地位を上げたのは、まぎれもなくジミー・ペイジなんです。

有名人ギタリスト6 チャック・ベリー

チャック・ベリーは、1926年生まれのロックンロール創始者の一人と言われるギタリストです。(マイルス・デイヴィスと同い年ですね)

よくよく考えるとロックンロールの歴史は、ジャズよりも浅いわけですね。

1986年「ロックの殿堂」入り第一号。

ビートルズのジョン・レノンは、「ロックンロールに別の名を与えるとすれば『チャック・ベリー』だ」と言っています。

ロックンロールで有名な腰を低くして歩く「ダックウォーク」は、チャック・ベリーが始めたとか。

80歳を過ぎてもステージに立ち2017年に亡くなっています。

有名人ギタリスト7(日本人) Car

Chr(チャー)は、 日本のミュージシャン、ギタリストです。

日本人のギタリストでランキングをすると必ず上位にいるギタリストですが、上手さだけで比べると私は、日本で一番上手いと思います。

ジャンルとしては、ロックと説明すると一番分かりやすいですが、ブルース、ヒュージョンなど何でもやります。

若い頃は、ギターを弾きながら仰向けに寝て、起きたらそのまま弾いていたというほどギター大好き少年だったとか。

セッションの動画を見てもほんとにギター好きが伝わってきます。

また、私が素人だからかなと思っていましたが、世界の三大ギタリストと比べてもChrの方が上手いのでは、と感じてしまいます。

そこで最近見た動画では、「多分、俺の方がクラプトンより上手いと思う(笑)」と言っていました。私もそう思います。

有名人ギタリスト8(日本人) 布袋寅泰

布袋 寅泰は、「ほてい ともやす」と読みます。

ジャンルとしては、ロック・ギタリストと紹介されることが多いですが、歌謡曲もたくさん書いており、作曲家、音楽プロデューサーと言った方が的確に紹介していると思います。

特に有名なバンドは、氷室京介とやったBOØWY。

吉川晃司とやったCOMPLEXも有名です。

ギターの演奏を聴くと驚くほどのテクニックなないように聞こえるかもしれません。

おそらくテクニックだけでギタリストを紹介すると上手い人はもっとたくさんいます。

でも、多くの日本ギタリストランキングで布袋が1位になっているには訳があります。

「簡単だけど耳に残るフレーズを徹底的に追求した。」

「ギターソロは驚かせるものではなく、聴き手をほっとさせたい。」など。

テクニックだけでなく聴く人の心に残ることを意識していることがよく分かります。

ステージ上でのパフォーマンスもかっこいいので、後輩ギタリストは彼からの影響を受けている人は多いですね。

有名人ギタリスト9(日本人) 渡辺香津美

渡辺香津美は、東京出身のジャズ・ギタリストです。

ギターの上手さなら日本人で最も上手いギタリストの一人です。

「17歳の天才ギタリストの出現」と騒がれ、当時から日本のトップミュージシャンと共演しています。若い頃には、坂本龍一率いる「イエロー・マジック・オーケストラ」のサポート・ギタリストとしてワールドツアーに参加しています。

私が、それほど詳しくないからなのかもしれませが、爆発的なヒット曲はないのではないかと思います。

ただ世界のトップと共演しており、少し名前を上げるだけでもそうそうたるメンバーがいます。

マーカス・ミラー、マイケル・ブレッカー、デヴィッド・サンボーン、リチャード・ボナ、スティーヴ・ガッド、ジャコ・パストリアス、エディ・ゴメス、マイク・スターン、リー・リトナーなど。

マイルス・デイヴィスから誘われたこともあるとか。マイルスの声がしゃがれ声で聞きとれずに誘われたセッションに行かなかったので実現しなかったという話です。

誰もが認める日本を代表するギタリストです。

有名人ギタリスト10(日本人) MIYABI

MIYABI(ミヤビ)は、日本のロックミュージシャン、俳優です。

日本のギタリストとして名前を上げるには、他にもギタリストとして上手い人はたくさんいますが、MIYABIは、現在勢いのあるギタリストでテレビでも時々出ていますので、是非ここで紹介したいと思います。

おそらくMIYABIの曲で爆発的なヒット曲はありません。

演奏スタイルは、ギターを叩きながら演奏するストラップ奏法で、会場を必ず盛り上げます。

ルックス、ガタイもよくて、大先輩のステージに呼ばれて演奏する時、全く気後れすることなく演奏し切る精神力はすごいと思います。

なので、大物ミュージシャンからよく可愛がられるようです。

アンジェリーナ・ジョリーが監督を務めたハリウッド映画に出演しており、それ以来アンジェリーナ・ジョリーとも交流があるとか。

おそらくギタリストだけでなく俳優としても、これから活躍の場は広がるでしょう。

有名人ギタリスト11(日本人) よっちゃん

よっちゃんは、元たのきんトリオの野村義男さんのことです。

ギタリストとしては、有名人なのでここで紹介しています。

大昔たのきんトリオが流行って、田原俊彦、近藤真彦がデビューし、それに続いてよっちゃんが、「The Good-Bye」でデビューします。

私は、てっきり「The Good-Bye」を解散後に自分の生きる道としてギターを選んだのかと思っていましたが、実は10代の頃からギタリストになりたいと夢を持っていて、その途中にたまたまデビューしたようです。

その後は、浜崎あゆみのバックバンドとして演奏したり、近藤真彦のバックでも演奏したり、本当にギターが好きな人ですね。

ギター好きでは、日本一かもしれません。

よっちゃんの師匠は、前に紹介したChrさんです。

有名人ギタリスト12(日本人) 押尾コータロー

押尾コータローは、大阪出身のソロギタリストです。

今まで紹介したギタリストは、バンドメンバーとしてのギター演奏ですが、この押尾コータローは、ソロギターなのでテクニック的には一番難しいです。

ベースとコードとメロディーを6弦で演奏するだけでなくギターを叩いてリズム音も自分で出しています。

テレビを観てると時々出演していますので、注意して観てみてください。

有名人ギタリスト13(日本人) 村治佳織

村治佳織は、東京出身のクラシックギタリストです。

ギターは、いろいろなスタイルがあるので、最後にクラシックギタリストを紹介したいと思います。

演奏の仕方が、ロックやブルースと全く違うので比べることは出来ないですが、ピンと張った弦を弾く音の心地よさを感じてもらえたらと思います。

クラシックギターは、静かな癒し系の音楽なのでCMや映画音楽にも使われることが多いです。

注意しているとテレビからも時々聴くことは出来るので楽しみにしておいてください。

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