【保存版】癒される映画(洋画)!人生に疲れた時に観るおすすめの映画を紹介!

癒される映画 海 エンタメ

癒される映画(洋画)を人生に疲れた人たち向けに紹介します。

毎日の生活で仕事や人間関係に疲れている人も多いと思います。

ここで紹介する映画は、最近観た映画の中で最もストレスなく楽しく観ることが出来た映画です。

ストーリーの肝心な部分は当然ながら伏せておきますので安心して読んでください。

心が疲れた時、これらの映画を観てあなたの日々のストレスを少しでも癒されるといいですね。

目次

癒される映画(洋画)の基準!

癒される映画(洋画)の基準を、先に紹介します。

心が癒される

人生に疲れた時に観る映画として最適

心が落ち着く

心が穏やかになれる

優しい気分になる映画

爆発、打ち合い、殴り合いなどのシーンがない映画

突然大きな音がしない映画

人生が楽しくなる映画

少しだけ前向きになれる映画

コーダ あいのうた

監督:シアン・ヘダー

出演者:エミリア・ジョーンズ、マーリー・マトリンとトロイ・コッツァー、ダニエル・デュラント

「コーダ あいのうた」は、2021年のアメリカ、フランス、カナダの映画です。

田舎で生活する高校生が自分の歌の才能に気付き、家族との葛藤にもがきながら自分の生き方を見つめ直す映画で、心が疲れた時に観る映画としておすすめです。

元は、2014年のフランス映画「エール」の英語リメイク版になります。

「コーダ あいのうた」のあらすじ

田舎で生活している4人家族の中で3人が聴覚障害(話せない、聞こえない人)。

主人公のルビー(エミリア・ジョーンズ)は、家業の漁業を唯一の健常者として通訳で手伝う毎日。

家族は、口は悪くて喧嘩しているように見えるが、皆、心優しい人達。

新学期になり高校生として部活を選ぶ際、ルビーは以前から興味のあった合唱部を選ぶことにしました。

そこで合唱クラブの顧問に彼女の歌の才能を見いだされます。

一方、視覚障害者だけで運営する家業はますます苦しくなり、ルビーは通訳としてなくてはならない存在になります。

そして父親フランク(トロイ・コッツァー)がとった行動とは。。。

「コーダ あいのうた」の感想

本当に心が癒される映画でした。

ジャズ友達がすすめてくれたので、以前から気になったので家でゆっくり観ました。

主人公や父親母親のキャストがぴったりです。

個人的に好きだったのは、合唱クラブの顧問の先生。「こんな先生、いそうだな」と思わせてくれます。

歌の映画なので歌が上手いのは、当然かもしれませんが、気分が乗らない時の下手さ加減や、他の人と比べて主人公を少し上手く聴かせるところなど、細かく設定されているなと感じました。

主人公の家族は、本人以外聴覚障害なので、彼女の歌をどう感じるのか?がひとつの見どころだと思います。

最後は、伝えたい想いは歌だけではないと感じるところだと思います。

人生に疲れた時、少し優しい気分になりたい時にはおすすめの映画です。

(ところどころに明るく楽しい下ネタが入ります。)

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

監督:リチャード・カーティス

出演者:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ

「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」は、2013年のイギリスのSF恋愛映画です。

ネットでおすすめのラブコメを検索すると必ず上位にくる映画です。

監督のリチャード・カーティスは、他に「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツ・ロック」なども手掛けています。

恋愛映画にジャンル分けされる映画ですが、ヒューマン映画と言ってもいいかもしれません。

想像以上に心が穏やかになれる映画です。

「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」のあらすじ

主人公のティム(ドーナル・グリーソン)田舎にすむ普通の青年ですが、その家族には特別な秘密がありました。

ある日、彼の父親(ビル・ナイ)から、男性の家系にはタイムトラベルすることができる能力があると教わります。

そこでティムは、この力を使って自分の人生をより幸せに生きることを決意します。

物語はティムがロンドンで働きながら、恋愛や友情、家族との絆を築いていく様子を描いています。

ティムはメアリー・ハリス(レイチェル・マクアダムス)と出会い、彼女との関係を深める中で、時間旅行の能力を活かしてさまざまな出来事に挑戦していきます。

「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」の感想

本当に心が癒される映画です。

あらすじにタイムトラベルの映画と書いてあったので、現実的でないと思い今まで観ていませんでしたが、ネットでの評価が高いので観るとこにしました。

意外にも心が癒される映画としては、おすすめ度は高いです。

イギリスの映画らしく全体的に静かな感じ、しかもタイムトラベル映画ということもあり、映画らしい映画に仕上がっています。

この映画のテーマは、「幸せとは何か」です。

題材は恋愛を表現していますが、監督が観る人に伝えたかったのは、もっと深く「どんな時に人は幸せを感じて、生きる充実感を感じるか」というテーマになっています。

その重要なセリフは、映画の後半にひと言だけ出てきますが、そのひと言を聴くことだけに、この120分あまりの映画を観る価値があると言えます。

「イエスマン」“YES”は人生のパスワード

監督:ペイトン・リート

出演者:ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル

「イエスマン」“YES”は人生のパスワードは、2008年にアメリカで製作されたコメディ映画で理屈抜きに楽しめる映画です。

銀行員役のカール扮するジム・キャリーの痛快な演技が見物です。ジム・キャリーが、ハマり役で実物もほとんど同じではないかと思わせるほどです。

疲れた時に観るには、最適な映画です。心穏やかになれます。

「イエスマン」のあらすじ

銀行員のカールは、人の幸福を心から喜ぶことが出来ず、仕事でもプライベートでも頼まれたことを「NO」と答え、毎日すさんだ生活を送っていました。

ある日、友人から怪しげなセミナーに誘われ気が乗らないながらも行ってみることに。

そこで初心者で参加したカールは、代表・テレンスに目を付けられ、これから起きる全ての決断において「イエス」で答えるよう迫られ、それに従うことになります。

そこから銀行員カールの人生が好転し、活力あふれる生活に展開します。

「イエスマン」の感想

最初の怪しげなセミナーに参加するという設定がちょっと現実離れしてますが、そこからドタバタの展開は観ていて楽しくなります。

日々忙しく悩みをかかえている者としては、ついつい新たな出来事について「NO」と答えがちですが、全ての現実をポジティブにとらえるだけで人生は好転するかもと錯覚に陥り、観終わると必ずハッピーな気分になります。

ところどころにあるギャグが秀逸です。

疲れた人が観るにはもってこいの癒し系の映画ですよ。

ラストベガス

監督:ジョン・タートルトーブ

出演者:マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン、メアリー・スティーンバージェン

「ラストベガス」は、2013年のアメリカのコメディ映画。

ラスベガスを舞台に繰り広げられるオヤジ4人の痛快コメディ映画です。

理屈抜きで楽しくなります。観た後は心が穏やかになれます。

「ラストベガス」のあらすじ

4人の男性は幼い頃からの大親友。ある日、唯一独身だったビリー(マイケル・ダグラス)が、若い女性と結婚することになりラスベガスで派手なパーティーをすることになります。

ただ、4人の中でビリーとパディ(ロバート・デ・ニーロ)は以前からの確執があり、まだ和解していません。

パディを何とか説得しラスベガスで再開した4人は、ホテルのラウンジで歌うダイアナ(メアリー・スティーンバージェン)と出会い楽しいひと時を過ごすことになりますが、またしてもビリーとパディの間に対立が生じてしまいます。

「ラストベガス」の感想

引退していたオヤジでもプライドを持ち、チャレンジすれば、人生は楽しいというお手本になる映画です。

やはり寂しげな役は、ロバート・デ・ニーロにピッタリです。

歌手ダイアナ役のメアリー・スティーンバージェンは、何とも気さくな女性を演じておりセリフがすごくお洒落でした。

舞台は当然ながらラスベガスなので、洋画ならではのラスベガスの雰囲気を終始感じることが出来ます。

ショートコントのようにギャグがちりばめられています

定年退職になった男性、定年まじかの男性に観てもらいたい映画です。

仕事のストレスをかかえ、人生に疲れた時に観るにはピッタリですよ。

ノッティングヒルの恋人

監督:ロジャー・ミッシェル

出演者:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント

「ノッティングヒルの恋人」は1999年作成のイギリスのロマンティック・コメディ映画です。

ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラントは当然のこと、全ての役がハマり役すぎて視聴後は、必ず優しい気持ちになります。

「ノッティングヒルの恋人」のあらすじ

舞台はロンドン西部のノッティングヒル。ジュリア・ロバーツ扮するハリウッド女優のアナとヒュー・グラント扮する冴えない男性ウィリアム。

ノッティングヒルの書店経営しているウィリアムのお店にアナが偶然現れます。

アナがお店を出た後、偶然にもウィリアムと街角で衝突しアナの服を汚してしまいます。そんな奇妙な出会いからお互い惹かれ合っていきます。

ウィリアムは、ハリウッドスターであるアナに心惹かれながらも自分とアナは不釣り合いと考え距離を取ろうとしますが。。

「ノッティングヒルの恋人」の感想

ロマンティック・コメディ映画と紹介されることが多いですが、笑いよりも本当にキュンキュンしまくりの映画です。

ジュリア・ロバーツは、普段でもこの映画のままだと思えるほどハマり役で、他の役者も同じようにハマり役です。

個人的には、人間の本質を分かっているつもりでいても、結局肩書や役職で判断しがちだと苦笑いしてしまいました。

エルヴィス・コステロの「She」が効果的に使われているのも音楽好きとしては嬉しいです。

家族で観ても問題ないですが、ワンシーンだけ愛しあうシーンもあります。

LIFE!

督:ベン・スティラー

出演者:ベン・スティラー、クリステン・ウィグ

「LIFE!」は、2013年のアメリカのコメディファンタジー映画です。

ネット上でも疲れた時観る映画として多くの人が紹介しています。

映像も綺麗なのでボーっとして映像だけ観ていてもいいくらいです。

人生に疲れた時に観る映画として一番おすすめします。「LIFE!]で癒されてみてください。

「LIFE!」のあらすじ

伝統的フォトグラフ雑誌「LIFE」編集部で、ネガフィルムの管理者として働くウォルター(ベン・スティラー)は、まじめで冴えない男。

ウォルターは、社内に恋い焦がれるシェリル(クリステン・ウィグ)が、パートナー探しのウェブサイトに登録していると知ると自分も登録するが、自分のプロフィールさえまともに書けない始末。

映画の要所に空想の世界が入り込んで、地味な映画に幻想的な雰囲気を与えます。

ある日、ウェルターが出社すると、会社が事業統合により「LIFE」誌が廃刊になることを知ります。

そして最終号を飾るために事前にフォト・ジャーナリストである冒険家のショーン(ショーン・ペン)から最終号にふさわしい撮影フィルムをウェルターはもらっていました。

しかし、肝心の25番目のフィルムがないことに気付きます。

そこからウォルターがショーンを本気で探す旅が、始まります。

「LIFE!」の感想

「LIFE!」の一番の見どころは、ラストシーンです。

途中でラストシーンを想像してしまいますが、いい意味で想像を裏切ってくれる映画です。

ウォルターが、ショーンを本気で探すあたりからこの映画の特徴で現実を忘れることが出来ます。

そこからの綺麗な映像や真剣に仕事に取り組む姿勢は、映画通には好まれる映画であることに間違いありません。

ラブ・アゲイン

監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア

出演者:スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン

「ラブ・アゲイン」は、2011年のアメリカのロマンティック・コメディ映画です。

しんみりした出だしですが、最後はハチャメチャです。くだらなさが、何ともほっこりします。ちょっと疲れたオヤジにおすすめします。

「ラブ・アゲイン」のあらすじ

中年のごく普通の男性キャル(スティーヴ・カレル)は、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)が浮気したことにショックを受け、別れを決意します。

すっかり落ち込んだキャルは、毎晩バーに通いバーテンダーに自分の悲惨な身の上話をする始末。

一方そのバーでは若くてプレイボーイのジェイコブ・パーマー(ライアン・ゴズリング)が、女性を”お持ち帰り”して人生を楽しんでいました。

ジェイコブは、あまりに悲惨なキャルを目にして女性をモノにするコツをレクチャーすることになります。

「ラブ・アゲイン」の感想

中年男性のキャルがジェイコブのアドバイスを受けてキリっともてる男になる場面は、観ていて気持ちいいです。

女性にとっては、ちょっと!と思うかもしれませんが、コメディ映画として楽しめます。

一番笑ったセリフは、「ナーイン」です。

この「ナーイン」の場面を面白いと共感する人は多いと思います。

主演は、スティーヴ・カレルですが、それぞれの役にいろいろな思い入れがあり、全ての役柄に共感できるような映画になっています。

「ラ・ラ・ランド」でライアン・ゴズリングと共演したエマ・ストーンも、ものすごく美しいです。

一瞬考えさせる風に作られている映画ですが、完全なコメディ映画です。

家族で観るのはちょっと抵抗ある映画ですが、疲れた中高年が観るにはぴったりです。

当然ながら、そういう話が好きな女性にもおすすめします。

「THE UPSIDE 最強のふたり」=『人生の動かし方』

監督:ニール・バーガー

出演者:ブライアン・クランストン、ケビン・ハート、ニコール・キッドマン

癒し系の映画を探していると2011年に公開されたフランス映画「最強のふたり」がよく検索されますが、今回は、そのリメイク版の「THE UPSIDE 最強のふたり」(=「人生の動かし方」)を紹介します。

「人生の動かし方」は、フランス映画「最強のふたり」を2017年にリメイクしたもので、「THE UPSIDE 最強のふたり」は、2019年に日本で劇場公開された邦題になります。

筆者は、この映画で優しい気持ちになれました。

「THE UPSIDE 最強のふたり」=『人生の動かし方』のあらすじ

資産家のフィリップ(ブライアン・クランストン)は、事故で首以外は動かない状態。しかも気難しい性格もあり介護者が長続きしません。

そこで新たに介護者を募集したところに前科のあるデル・スコット(ケヴィン・ハート)が面接会場に現れ、秘書のイヴォンヌ(ニコール・キッドマン)は難色を示すものの、フィリップの直感でデルを採用することになります。

介護職が初めてのデルが、気難しい資産家のフィリップを介護するところから物語が始まります。

「THE UPSIDE 最強のふたり」=『人生の動かし方』の感想

ネットの評判通り感動間違いない映画です。

デルは特に特技のある男性ではないですが、じわじわと味を出していくタイプです。

気難しいフィリップと時間を掛けて信頼関係を作っていきます。

パーティーでデルが場を盛り上げようと秘書のイヴォンヌを誘うシーンがありますが、そこで踊りだすイヴォンヌ役のニコール・キッドマンは、最高でした。

障碍者に対して「特別に優しく対応する」ことは、もしかしたら偏見なのかもしれません。

ベスト・フレンズ・ウェディング

監督:P・J・ホーガン

出演者:ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マローニー、キャメロン・ディアス

ベスト・フレンズ・ウェディングは、1997年にアメリカで製作されたコメディ映画です。

ジュリア・ロバーツが得意とするコメディ映画ですが、結婚願望の強い独身女性には共感するメッセージが詰まっている映画になっています。

「ベスト・フレンズ・ウェディング」のあらすじ

料理評論家のジュリアン(ジュリア・ロバーツ)は、ある日、元ボーイフレンドのマイケル(ダーモット・マローニー)からの電話を受けます。

実は二人は以前交際しており、分かれた後も二人とも独身だったら結婚しようと親友として付き合う仲でした。

突然の電話でマイケルが、20歳の女子大生と結婚すると報告があり、ジュリアンは改めて自分がマイケルのことを愛していることに気付き、その結婚を「絶対阻止する」と話が展開します。

「ベスト・フレンズ・ウェディング」の感想

コメディ映画なのでジュリアンが、結婚式を阻止しようとする方法は、結構強引な展開がありますが、最終的にはほっこりする映画です。

独身女性のプライドがひとつのテーマになっており、映画終盤では結婚願望の強い女性には大いに共感するシーンがあると思います。

また、何といってもジュリア・ロバーツの演技は、見どころですね。言いたいことはたくさんあるのに笑顔でごまかすシーンなど、この役は彼女のハマり役になっています。

最高の人生の見つけ方

監督:ロブ・ライナー

出演者:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン

「最高の人生の見つけ方」は、2007年に制作されたアメリカ映画です。

ネットでおすすめ映画を検索すると多くの人がおすすめしていう映画のひとつになります。

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの円熟した演技を観てほっこりした気分に浸れます。

「最高の人生の見つけ方」のあらすじ

自動車修理工として地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、家族に恵まれて幸せな生活を送っていた。

一代で巨万の富を築き上げたエドワード(ジャック・ニコルソン)は、日々仕事に追われる生活。そんな二人が身体を壊し、エドワードが経営している病院で同じ部屋になるところから話が始まります。

全く違った人生を歩んできた二人が、同室で過ごし二人とも余命半年であると宣告されてしまいます。

ある日カーターが、何気なく作成した人生でやりたいことを記した「棺桶リスト」。

そのリストをエドワードが見つけて、命があるうちにやり切ろうと二人で決意することになります。

二人は、病院を抜け出し「棺桶リスト」を完遂する為に旅に出かけます。

「最高の人生の見つけ方」の感想

「感動する映」「疲れた時 映画」とネットで検索すると必ず上位に表示される映画なので観るとこにしました。

ネタバレなしの総評を観てもネタが分かってしまう映画ですが、それでも確かに感動します。

「信仰心の強いカーターと現実主義のエドワードとの深い会話」「一人の女性を愛したカーターと離婚経験4回のエドワード」と対照的なのに妙に話が合う友情物語です。

また、二人の演技力もこの映画に厚みを加えていることに間違いないと思います。

グリーンブック

督:ピーター・ファレリー

出演者:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ

「グリーンブック(Green Book)」は、2018年のアメリカ合衆国の伝記コメディ映画です。

またアカデミー賞の作品賞、脚本賞など三部門を受賞するなど評価として評価されています。

この映画は、実在したジャマイカ系アメリカ人のクラシックピアニストであるドン”ドクター”シャーリー(マハーシャラ・アリ)と、彼の運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員トニー・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)のアメリカ南部を巡る映画です。

観終わった時には、心が穏やかになるかもしれません。

「グリーンブック」のあらすじ

1962年のアメリカ、ニューヨークのナイトクラブで用心棒として働く気の荒いトニー。ある日、ナイトクラブが改装工事で閉鎖されてしまい仕事を探すことになります。

一方、アフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニスト、ドン・シャーリーは、アメリカ南部にツアーへ行くため運転手兼用心棒を探していました。

差別意識の強いトニーは、知人の紹介により面接を受けに行きますが、仕事の内容を聞いて一度は断ります。ところが、シャーリーが彼の腕力を見込んで雇うことになります。

そこから気の荒いトニーが運転手、実績のあるピアニスト、シャーリーの8週間のツアーが始まります。

「グリーンブック」の感想

この映画のテーマは、「友情」です。

粗野な性格のトニーと育ちのいいピアニストのシャーリーが、旅の途中でぶつかり少しずつ心通わせる展開です。

ロードムービーで荒い性格の者が、少しずつ心を通わせ実は優しいいい奴だったら感動間違いなしではないでしょうか。

グリーンブックとは、当時アフリカ系アメリカ人の旅行者がモーテル、レストラン、給油所を見つけるためのガイドのことです。

マイ・インターン

督:ナンシー・マイヤーズ

出演者:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ

「マイ・インターン」は、老若男女が楽しめるヒューマン映画です。

この映画は、定年退職した男性には是非見てほしいです。ロバ―ド・デ・ニーロの表情とアン・ハサウェイの美しさに時間を忘れてしまいます。

何だかいいんですよ。この映画。

「マイ・インターン」のあらすじ

定年退職した70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)は、妻にも先立たれ自由な時間を謳歌していましたが、人生に物足りたさを感じていました。

一方、ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、短期間で会社を拡大することに成功し忙しい日々を送っています。

その彼女の下にシニアインターン制度で採用されたベンが配属されます。

年齢的にみて全く期待されていなかったベンでしたが、彼の人柄や機転の利く対応で皆から慕われる存在になります。

そしてベンは、ジュールズにも認められていきます。

「マイ・インターン」の感想

あえて単純な脚本もいいのだと思いますが、何といってもロバート・デ・ニーロの演技です。

ある程度経験のある女性から年上男性を見た時にロバ―ド・デ・ニーロ扮するベンは、理想の男性像で描かれています。

忙しい女社長ジュールズへの言葉だけでなく、他の社員に掛ける言葉もひとつずつがかっこよく、ベンの振る舞いは、男性としても憧れる存在です。

またジュールズが、日々仕事に追われて忙しく動き回る様子も多くの女性に共感されるところでしょう。

展開もメリハリがあり、映画を観終わるとすっきりとした気分になります。

恋愛適齢期

監督:ナンシー・マイヤーズ

出演者:ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーブス

「恋愛適齢期」は、2003年にアメリカで公開された熟年男女の恋愛をテーマにしたロマンチックコメディ映画です。

「マイ・インターン」と同じ監督の映画として「恋愛適齢期」を観ましたが、期待通りいい映画でした。

「恋愛適齢期」のあらすじ

音楽業界で活躍するハリー・サンボーン(ジャック・ニコルソン)は、30歳未満の女性が恋愛対象の結婚経験ゼロの裕福な独身プレイボーイ。

ある日ハリーは、付き合っている若い女性と二人で、彼女の母親が所有している海辺の別荘に訪れます。

その別荘に女性の母親で別荘の所有者である人気劇作家エリカ・バリー(ダイアン・キートン)が、突然訪れます。

そこでハリーは、突然の心臓発作に見舞われてしまいます。

何とか一命は取り留めたものの医師(キアヌ・リーブス)の指示でしばらくエリカの別荘に滞在することになりました。

「恋愛適齢期」の感想

ある程度歳を重ねた人が観る恋愛映画として、おすすめすします。

ダイアン・キートンは、50代の女性にとって憧れる存在として描かれています。経験豊富な俳優だけあって表情豊かな彼女の演技は、「ステキ!」そのものです。

この映画を観終わる頃には、ジャック・ニコルソンの性格は、主人公のハリーそのものではないかと思うほどハマり役です。大げさではくジャック・ニコルソン以外の俳優が思いつきません。

キアヌ・リーブスも、誠実な医師の演技が、初々しくもありかっこいいです。

映画のところどころにボサノバやジャズスタンダードが流れており、音楽好きの人は楽しみのひとつになります。

プラダを着た悪魔

監督:デヴィッド・フランケル

出演者:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ

「プラダを着た悪魔」は、小説作品から2006年にアメリカで公開されヒットした痛快なストーリーの映画です。

ニューヨークやパリの街並みで撮影されており、ファッション業界の映画なので華やかな雰囲気で非日常を感じることが出来ます。

仕事に疲れた時にはおすすめしたい映画です。

「プラダを着た悪魔」のあらすじ

大学を卒業し、ジャーナリストを目指すためにニューヨークへとやってきたアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)は、なぜか幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事、ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職することが出来ました。

しかもその編集部では、ファッション誌に影響力のあるミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタント職に就くことになり、ミランダから自分の身の回りの世話や無理難題の指示を次から次へと受けることになります。

実は今までに何人もの人が、この仕事を辞めていった過去がありました。

それでも頭の良さと負けん気で、アンドレは仕事に食らいついていきます。

「プラダを着た悪魔」の感想

アン・ハサウェイの頑張る姿は、ピュアでキュートなハマり役です。

少し抜けているところもあるけど頭の切れる演技は、普段のアン・ハサウェイと同じではないかと思ってしまいます。

仕事を一生懸命やっている姿は、いつの時代でも美しいものです。

ファッション業界の映画なので全体的に華やかで映像を観ているだけで気持ちいいです。

当然ながらメリル・ストリープの存在感も際立っています。

ラストのシーンでは、誰もが「そう来たか!」とうなってしまうでしょう。

「痛快ビジネス映画」と紹介したいです。

ホリデイ

監督:ナンシー・マイヤーズ

出演者:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック

「ホリデイ」のあらすじ

ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、会社のクリスマスパーティーで同じ会社に勤める恋人が別の女性と婚約することを知り悲しみのどん底に突き落とされます。

一方、ロサンゼルスでハリウッド映画の予告編の制作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、恋人に浮気され仕事をやる気が全くなくなってしまいます。

そこで休暇を取って旅に出ることを決め、インターネットで旅行先を探していたところ、ロンドンの小さな村の可愛いお家を見つけます。

そのウェブサイトは、お互いに家や車を交換するサイトで、そのロンドンの家を貸し出している人は、アイリスでした。

そこから傷心の女性二人が、失恋を忘れる為にそれぞれ知らない街での生活が始まります。

「ホリデイ」の感想

失恋は、いつの時代も苦しいものですが、失恋した人にはおすすめの映画です。

キャメロン・ディアスのキャラクターや表情は、とてもキュートでいつまでも見ていられます。

派手な仕事で第一線で頑張っている人は、こんな性格の人がいそうと思ってしまいます。

また、ケイト・ウィンスレットもいい味を出しています。

実は、私はケイト・ウィンスレットのことは、この映画で初めて知りましたが、綺麗なのに何となく垢抜けない雰囲気を出しているところがハマり役だと思いました。

私たちも日々辛いこと苦しいことがありますが、頑張っていたらいいこともあるかも、と思わせてくれる映画です。

監督のナンシー・マイヤーズは、「マイ・インターン」「恋愛適齢期」も監督をしています。

最高のラブコメ映画ですね。

セックス・アンド・ザ・シティ

監督:マイケル・パトリック・キング

出演者:  サラ・ジェシカ・パーカー

クリスティン・デイヴィス

シンシア・ニクソン

キム・キャトラル

「セックス・アンド・ザ・シティ」は、1998年から2004年にかけてアメリカのケーブルテレビで放送された連続テレビドラマです。

ニューヨークで繰り広げられる女性4人の赤裸々なラブコメディーです。

仕事に疲れてスカッとしたい女子にはおすすめで人生が楽しくなる映画です。

「セックス・アンド・ザ・シティ」のあらすじ

主人公のキャリー(サラ)は、ニューヨークのある新聞社で働くコラムリスト。コラムには自分の恋愛ネタから友人のセックスネタまで赤裸々な話題で女性からの人気もある。

そのサラは、大実業家のビッグと長年不思議な関係でくっついては離れることを繰り返していたが、ある時タイミングが合って結婚することに。

有名コラムリストの結婚ということで話題になり、雑誌に掲載されるものの、結婚当日にビッグがその重圧に耐えられなくなり、予想外の行動に。

ここから物語が大きく動き始めます。

「セックス・アンド・ザ・シティ」の感想

セックス・アンド・ザ・シティは、痛快ラブコメディーです。

ところどころに超くだらない下ネタが小気味よく入ってきます。

男性が観ても十分楽しい映画ですが、仕事をしている女性向けに作った映画だと想像します。

映画冒頭では、びっくりするくらいひどい展開でハラハラしてしまいますが、人間はどん底に落ちても復活できるんだ、と思わせてくれます。

下ネタ好き、下世話な話題好きな女友達ですが、結構いいヤツらで好感を持てます。

今、仕事やプライベートで悩みがあり、映画を観てスッキリしたい人にはおすすめの映画です。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

監督:リチャード・ロンクレイン

出演者:モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン、シンシア・ニクソン

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」は、2014年アメリカで公開された映画です。

題名の通りニューヨークが舞台なので、ニューヨークの雰囲気が好きな人には、見どころ満載です。

どちらかと言うと動きの少ない映画になります。静かに心を癒したいと思う人には、ぴったりの映画です。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの演技は、はやり素晴らしいですね。

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」のあらすじ

結婚して40年ほど連れ添ったカーヴァー夫妻は、ニューヨークの眺めの良い部屋に住んでいます。

ところが夫のアレックス(モーガン・フリーマン)だけでなく、愛犬もかなりの高齢となりエレベーターがない5階の部屋は、たとえ眺めの良い部屋であっても不便を感じるようになってきました。

昔は下町だったエリアも最近ではオシャレなエリアに様変わりして、もしかしたらいい値段で売れるかもと期待が高まります。

そんな時、愛犬が急病になり入院して手術を受けることになります。

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」の感想

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」の雰囲気は、好きな人にはハマると思います。

題名の通りのストーリーなので刺激を欲しい人には、もの足りなく感じるかもしれませんが、映画で癒されたいと思う人にはおすすめの映画です。

ニューヨークの雰囲気とモーガン・フリーマンとダイアン・キートンの夫婦は、見事にハマっています。

モーガン・フリーマンの温かさ、頑固さ。ダイアン・キートンのカラットした明るさ、芯の強さなど。二人の性格をそのまま演技していると感じます。

この二人の演技を観るだけでもこの映画を観る価値があります。

明日がちょっぴり素敵になる物語です。

恋愛小説家

監督:ジェームズ・L・ブルックス

出演者:ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント

恋愛小説家は、1997年アメリカで制作のロマンティック・コメディ映画です。

ジャック・ニコルソンが相変わらずいい味を出しています。

かなりの神経質で変わり者。でもものすごくロマンチスト。ジャック・ニコルソンにしか演じることが出来ない役ではないかと思います。

少し疲れた時に観るには、おすすめの大人の映画です。

「恋愛小説家」のあらすじ

主人公のメルヴィン(ジャック・ニコルソン)は、売れっ子の恋愛小説家。

鍵を掛けたか、電灯を消したかを何度も確認し、一度使った石鹸はゴミ箱に捨てるなどびっくりするぐらい潔癖症でクセのある強迫神経症の性格で、人ごみの中を歩く時も他人に触れることを極度に嫌っています。

普段常連となっているレストランでは、勝手に自分のテーブルを決め、ナイフ、フォークは持参したものを使っています。

そのレストランでは、メルヴィンは、キャロル(ヘレン・ハント)からしかサービスを受け付けません。

ただ、なぜかキャロルの言うことには素直になれるようです。

また、マンションの隣人は、売れない画家のサイモンが犬と一緒に住んでいますが、メルヴィンとサイモンは犬猿の仲で、メルヴィンはサイモンがゲイであることを口悪くからかっています。

そんな3人と1匹のマンハッタンの物語です。

「恋愛小説家」の感想

「恋愛小説家」は、他のネットで検索してみても時々ランキングに入るほどの癒し系のロマンティック・コメディ映画を代表する映画です。

何と言ってもジャック・ニコルソンの演技が最高です。メルヴィンは、売れっ子の恋愛小説家ですが、口が悪く他人を怒らせることもよくあります。

一般的に映画の主人公は、正義感があっていい人のケースが多いような気がしますが、ゲイの隣人をからかうシーンでは、その悪口に耳を疑うほどです。

しかし、その主人公が不器用ながらも根の優しさを見せるところが、胸キュンものです。

また、ヒロインのヘレン・ハントもめちゃくちゃ綺麗でキュートです。

もうひとつ付け加えると、隣人のサイモンが飼っている犬が、要所で見事な演技(?)をしてくれます。動物にはたまらないかもしれません。

この映画では、ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが、共にアカデミー主演男優賞と主演女優賞を受賞したことも最後に紹介しておきます。

「やはりジャック・ニコルソンはすごいな」という映画です。是非ご覧ください。

食べて、祈って、恋をして

監督:ライアン・マーフィー

出演者:ジュリア・ロバーツ

「食べて、祈って、恋をして」は、2010年にアメリカで公開された映画です。

ジュリア・ロバーツが大好きでちょっとゆっくりした時に観るにはちょうどいい感じの映画です。

世界の観光地がたくさん出てくるのも楽しいですよ。

筆者は、観終わった後は、なんだか心が落ち着きました。

「食べて、祈って、恋をして」のあらすじ

ニューヨークで活躍する女性ジャーナリストのリズ(ジュリア・ロバーツ)は、仕事もプライベートも充実しているように見えますが、心の中では何か満足できない思いを抱えていました。

そこでリズは、全てを捨てて「自分探しの旅」に出かけることを決意します。

イタリアからインドへ、そしてバリ島へと1年をかけて旅する中でさまざまな人と出会い、彼女は何かを感じていきます。

「食べて、祈って、恋をして」の感想

「食べて、祈って、恋をして」は、ジュリア・ロバーツ大好きな人、或いは、日々の生活に生きづらさを感じて、どこか遠くへ旅したいと妄想好きな人には、ピッタリの映画です。

イタリア、インド、バリ島と観光地を綺麗な映像で観ることが出来るだけでも楽しいものです。

でも、正直な感想を言うと、もしかしたらジュリア・ロバーツの笑顔に騙されてしまう映画かもしれません。

この映画にはっきりとした主張がある訳でもなく、ストーリー展開も少し雑な感じがして、視聴前は映画のタイトルとジュリア・ロバーツに期待していましたが、期待ほどではなかったです。

映画終盤に占い師がリズを励ますひと言は、失恋した方には必ず何か感じると思います。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

監督:ジョン・ファヴロー

出演者:ジョン・ファヴロー

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、2014年のアメリカのコメディドラマ映画です。

監督のジョン・ファヴローが、脚本から制作・主演まで務めた映画でネットでも元気が出る映画としてとても人気があります。

少し疲れた人や休日にストレスなく映画を観たい人には、とてもおすすめできる映画です。

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」のあらすじ

ロサンゼルスの一流レストランで総料理長を務める主人公カール(ジョン・ファヴロー)は、料理の腕前は一流。

ある日大物料理評論家が来店することで、自らの創作料理で挑もうと考えましたが、オーナーからは拒否をされてしまい、やむを得ず従ってそのお店で出す普段の料理を出すことになりました。

その料理に対し料理評論家がSNSで酷評したことに腹を立て、そのSNSに返信しますが、SNSに初めて登録するカールは、DMではなく全員表示のリプライだった為、炎上することになりました。

カールは、発砲ふさがりになりとうとう店も解雇されてしまいます。

失意のどん底のカールを救ったのは元妻でした。すでに成功を収めている彼女の提案でマイアミを訪れたカールは、キューバンサンドイッチと出会います。

キューバンサンドイッチの美味しさに感動したカールは、フードトラックでの移動販売を思いつきます。

そこからカールの快進撃が始まります。

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の感想

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、映画を観終わる頃には間違いなく前向きになれる映画です。

監督で主演のジョン・ファヴローは、俳優としてはかっこいいタイプではありませんが、この役を演じるには、はまり役です。

料理人のこだわりなど、料理人だけでなく職人気質の人には誰もが共感できることです。

失意のどん底から前向きに料理に向き合う姿は、心から応援したくなります。

また、子役のエムジェイ・アンソニーが可愛くて、この映画の人気のひとつになっています。

ネットで「元気が出る映画」「前向きになれる映画」で検索すると必ず上位で紹介されている映画ですが、裏切られることはありません。

ジョン・ファヴローは、映画「アイアンマン」の監督でも有名。

リトル・ミス・サンシャイン

監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス

出演者:グレッグ・キニア、スティーヴ・カレル、トニ・コレット

「リトル・ミス・サンシャイン」は、2006年のアメリカのコメディドラマ・ロードムービー映画です。

癒される映画やヒューマン映画で検索すると必ずどこでも紹介されている映画なので、今回観てみましたが、評判通り見た後にスッキリするロードムービーでした。

「リトル・ミス・サンシャイン」は、評論家からの評価も高いので、休日に安心して楽しめる映画としておすすめです。

「リトル・ミス・サンシャイン」のあらすじ

二人の子供の母親であるシュエリ・フーバー(トニ・コレット)は、夫と夫の父親と一緒に暮らしていました。

そこに彼女の兄で、ある小説家学者でゲイのフランクが自殺未遂事件を起こした後、病院を退院して、一緒に暮らすこととなりました。

また夫の父親のエドウィンは、ヘロイン使用のため最近老人ホームを追い出されて、少し前から家族と暮らしています。そこで今回一緒に暮らすことになったフランクのことを罵ります。

また、15歳の息子ドウェーンは、アメリカの空軍士官学校に入るまでは口をきかないという反抗期真っただ中。

そんな家族環境の中、7歳の娘オリーヴが美人コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の予選を通過したことで物語がスタートします。

予算の関係やそれぞれの問題を考え、新しい家族6人で美人コンテストに参加する為にフォルクスワーゲンT2マイクロバスに乗り1300キロの旅に出発します。

「リトル・ミス・サンシャイン」の感想

「リトル・ミス・サンシャイン」は、それほど派手さはないものの、評論家からの評判通り見た後に何だか元気になれる映画です。

登場人物が、個性的ですがそれぞれ憎めないキャラになっています。

エドウィンが、ゲイのフランクを罵るシーンが印象に残ります。

最近は世界的にもLBGTの問題が注目されており、マスコミでは性的マイノリティへの偏見は完全否定されますが、エドウィンの言葉は、逆に生鮮に感じられます。

ヒューマン映画として有名なので、子供と一緒に観てもいいかなと少し思いましたが、ゲイやヘロイン、童貞の話題など会話に出てくるので、自分の子供と観るには少し抵抗のある映画かなという印象です。

映画鑑賞後には、「それでいいんだよね」と思いました。

きっと、うまくいく

監督:ラージクマール・ヒラーニ

出演者:アーミル・カーン、マドハヴァン、シャルマン・ジョシ

「きっと、うまくいく」は2009年、インドで大ヒットした映画です。

ネタばれなしで書いているブログですが、題名が「きっと、うまくいく」なので想像している通りハッピーエンドで終わります。

インド映画に馴染みのない方も多いかもしれませんが、人生に疲れた時に観るにはおすすめしたい作品です。

「きっと、うまくいく」のあらすじ

「きっと、うまくいく」は、インドの工科大学を舞台にした青春コメディ映画です。

映画は、大学を卒業し10年後に合う約束をしていた日のドタバタから始まります。

そして、10年前に戻ってランチョーとその仲間たちの大学生時代の出来事。

青春時代は、誰もが自分のやりたいことに情熱を注ぎたいものですが、当時のインドでは、大学に入ることが目的になり、その後は決められたレールを生きることが幸せだと先生や大人たちの主張がはびこっています。

その考え方とランチョーの正義感の食い違いが、さまざまな事件が起きます。

そのハプニングを乗り越える時に「きっと、うまくいく」と呟くのです。

「きっと、うまくいく」の感想

「きっと、うまくいく」は、ネットで「楽しい映画」「おもしろい映画」などと検索するとほとんどのサイトで紹介されています。

またyoutube大学でお馴染みの中田敦彦さんも絶賛しており、当初インド映画なので少し敬遠していましたが、とうとう観ることにしました。

感想は、「ん~ん、たしかに面白いけど。。。。。期待し過ぎたかも」です。

「きっと、うまくいく」は、最近のネット界隈では批判をほとんど観ないので、観る前からかなり期待していましたが、そこまで称賛するまでには至りませんでした。

今回、私は初めてインド映画を観たのですが、ところどころで普段の生活ではあり得ない様子(文化)を感じてしまい、それが気になってしまいました。

コメディ色が強すぎるのかもしれません。

設定が現実離れしすぎるのかもしれません。

スティーブン・スピルバーグも3回も観るほど好きだったと絶賛しているようですが、私は1回で十分でした。

映画のテーマは、大人の体制に対抗する青年の正義感なので、安心して観ていられます。

少し否定的な感想になってしまいましたが、過剰な期待を持たずに観るには、一度観てみるのもいいと思います。

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