20代の頃、自分が定年退職したら豪華客船でも乗って世界を旅してみたいなと漠然と思っていました。
既に50歳を過ぎると、まさか大昔自分で漠然と思っていた年代に近づいてきたことに驚いています。
まだ少し時間はありますが、近い将来行きたいと思っている豪華客船の旅について調べてみました。同じように興味を持っている人の参考になればと思います。

豪華客船といえば、やっぱりタイタニック号
もちろん大きな船ですので安全だと思いますが、豪華客船と言うと僕ら世代はどうしてもタイタニック号を思い出してしまいます。
1912年イギリス船籍のタイタニック号は、処女航海の際、北大西洋の氷山にぶつかり沈没し1513人(他に諸説あり)が亡くなりました。
映画「タイタニック」を観た方も多いと思います。
注目すべきは、総トン数が46,000トン。当時はもちろん最大級の大きさだと思いますが、あれから100年近く経っています。調べてみると最近の船の大きさは半端ないことが分かりました。

世界最大の豪華客船 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ
2020年の時点で世界で一番大きい豪華客船は、総トン数228,000トンのシンフォニー・オブ・ザ・シーズでした。
なんとタイタニック号と比べると5倍以上の大きさになっているのですね。
施設もめちゃくちゃ充実しているようで、シアターやプールはもちろんのこと、街が7つもあるとのこと。客数は5,500人ですからしばらく宿泊していても合ったこともない人がいるのではないでしょうか?
ちなみにひと昔前に豪華客船の代名詞となったクィーン・エリザベス号は、90,400トン。
最近はやりのダイヤモンド・プリンセス号は、115,000トン。このダイヤモンド・プリンセス号でさえ、現在ではベスト10に入らないほどの大きさです。
日本船籍の豪華客船といえば、飛鳥Ⅱですが、50,000トンでした。
豪華客船は、ここ最近で大型化が加速してますます安全になっているので、安心してもらえると思います。
豪華客船の旅 過ごし方
豪華客船は、船内がとにかく充実しています。レストランもいくつもありますし、スポーツジム、スパ、図書館などもあります。
シアターやエンターテイメントショーも毎晩あるので退屈することはないでしょう。
そして、ほとんどの施設は無料で利用できます。(費用に込みということですね)
一部のレストランやスポーツジムのレッスンなど有料のものもありますが、毎日の食事は無料で食べることができるレストランがあるのでかなりお得感はあります。
後、クルーズ船の旅の特徴として夜は移動して朝に新しい街に到着して夕方まで停泊していることが基本です。
乗客は、停泊地で下船して一日街を散策し夕方船に帰ってくるというパターンです。
下船してから掛かる移動費や昼食代は、当然別に費用が掛かります。
まぁ、こればかりは仕方ないですね。
ちなみに横浜を出港して台湾までノンストップで移動すると3日くらい掛かりますが、台湾から近くの港に移動しながら帰ってくるとほぼ毎日どこかの港に停泊することになります。

ぶっちゃけ豪華客船の旅に掛かる費用は?
一番気になるところです。ぶっちゃけ豪華客船で楽しむのに掛かる費用ですが、私がざっくり調べたところ一人30万くらいかな~というところです。
まず、大昔の豪華客船と言うと世界一周旅行のイメージがありましたが、今は比較的短い7日から15日くらいのツアーが多いようです。
確かにいくらいろいろな港に停泊してその街を見られるといっても、船の中で1カ月以上の生活は少しきついですよね。
個人的には、7日程度でいいと思っています。
また、船によると窓のない内側の部屋もあり、費用もリーズナブルですが、窓のない部屋に泊まるのは、ちょっと考えたくなかったので選択肢の中から外しました。
朝起きてバルコニーに出てバルコニーでコーヒーを飲みたいと思うので、私が豪華客船に乗るのであれば、絶対バルコニー付の部屋を選ぼうと思います。
クルーズのコースですが、横浜を出港して近場のアジア圏を回って帰ってくるコースで十分かなと思います。お金があれば、ベトナムあたりまでの16日コースなどもあると思いますが、まぁ7日くらいでいいのかなと思います。
これで金額を確認するとだいたい20万~25万くらい。
それに他のもろもろの費用をプラスして30万~35万くらいは用意しておきたいところです。
この記事ではざっくりしか紹介していないので、詳細はそれぞれのツアーの料金を確認にしてください。
もちろんコースや部屋によって10万以内で行けるツアーもあります。調べてみて分かったことは、豪華客船の旅は意外とリーズナブルでした。

豪華客船の旅のメリット
- 豪華客船の旅は、バックを持って移動しなくていい
何といってもバックを持って移動しなくてもいいのは、とても快適です。
食事代も込みの料金になっているので財布も持って出なくても大丈夫ということです。歳をとって力が無くなったら手ぶらは楽だと思います。
- 豪華客船の旅は、知り合いが増える
昔から旅の醍醐味は出会いと言われてきました。
もしも海外に行って現地で誰かと知合いになろうとしても、かなり物騒です。でも豪華客船の場合、そのツアーに申し込んできたわけですから、全く身元の分からない人ではないわけです。同じような境遇の方も多いと思うので、話が合う人との出会いがあるかもしれません。
- 豪華客船の旅は、寝ている間に移動するので効率がいい
豪華客船の場合、ほとんど夜は航行しています。朝になると次の観光地に到着しているわけですから、とにかく効率がいいです。

・現地の人との交流する機会が少ない
・ツアーなので本当の自由は少ない
・船の中で皆と仲良くできるか心配
若くて体力があれば、自分で自由に行きたいところへ行く旅がいいのかもしれませんが、歳をとると効率よく安全な旅は絶対いいと思います。
永年連れ添ったパートナーと行くのもいいですが、もしかして気の合う仲間数人で行くのも悪くないかなと思っています。
まだまだいつになるか分かりませんが、豪華客船の旅、一度は行ってみたいですね。
今回の記事が、あなたにとって豪華客船の旅を考えるきっかけになれば嬉しく思います。

